P4G終了

「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」の2周目をクリアしました。トロフィーやら番組表やら一通り回収したのでここらで一段落です。女神転生の流れをくむゲームでまともにプレイしたのはライドウの2作目ぐらいのもので、肌に合わなくても仕方ないぐらいの気持ちで買ったのですが、これがまあ想像以上にハマりました。まる1ヶ月以上ほとんどこればっかりプレイしていたことになるのか…。特に1周目はネタバレを避けるために物凄い勢いでプレイしましたね。

ペルソナシリーズなど女神転生系列のゲームをほとんどプレイしたことがなかったので、このシリーズの基本も知らず、他のゲームの常識が通用しないことが多く、かなり新鮮な気持ちでプレイできたというのは大きかったでしょう。長いことRPGばかりやっているもので、ストーリーもシステムも大体は「あのパターンね…」となってしまう中、こんな感覚は久しぶりでした。

決して広くはない町でカレンダーに沿って高校生活を送りつつ、自動生成のダンジョンを攻略していくという割と地味な内容のゲームですが、制限時間内にやらなくてはいけない事とできる事のボリュームが物凄くあって飽きがきませんでした。各種デザインや音楽が他のゲームでは見ないようなポップな感じに仕上げられていて、内容の割に地味さや暗さを感じることが少ないのも好印象でした。ゲームにも慣れていない上にSP回復手段の少ない序盤は、もう1フロア探索するか、1日費やしてでも再突入するかといった、スケジュールの厳しさが面白かったです。

遊びやすさもかなり追求されているようでテンポも良かったです。ロードもメッセージ送りもまずまず速いですし、独自のセーブ画面を用意してタッチ操作なしで遊べるのが快適でした。イベントの高速スキップやボイス再生機能のある簡単なバックログまで備えられています。合体時のスキル選択が自由にできたり、全滅しても難易度ノーマルならあまり巻き戻されないというのも、シリーズの伝統としてはヌルいのかもしれませんが、いい判断だったと思います。

もともとボリュームが多く評判の良いゲームに、追加要素てんこ盛りで大満足です。おかげでもうすぐ発売される格ゲーのペルソナ4Uも買う気満々になってしまいました。恐るべし。アニメ化されるぐらい日常パートが多いですし、色々と取捨選択を迫られるので、好き嫌いは分かれるゲームだとは思いますが…。