DS一覧

逆転シリーズ完走

逆転裁判5の発売に合わせて始めた、逆転裁判4、逆転検事、逆転検事2、逆転裁判5の連続プレイがついに完結しました。もともと逆転裁判5がやりたかったのですが、前作も一通りやっておいた方が楽しめるだろうということで。プレイ時間は合計で80時間以上。5はDLCも一通りクリアしました。気がつけば発売日から1ヶ月以上が経過していたという。同じようなゲームを4本も連続で遊んだものだから、若干中だるみするような部分もありましたが、全体としてはかなり楽しめました。4本の中で一番面白かったのは検事2で、次点が裁判5ですね。

検事1は評判の悪かった裁判4の後ということもあってか、ファンサービス重視で手探り感があり、若干のパワー不足を感じました。ちゃんと逆転裁判のイメージは残っていて、公式の外伝としては十分面白いですが。検事2は全編を通してクライマックス級のスケールが大きい話の連続だったのが面白いところでした。シリーズを通して第1話はチュートリアルの要素が強く、難易度や話がヌルかったりするのですが、これは第1話からインパクトのある内容でした。1発目からこれはできないでしょうし、続編ならではの作りでしょうね。ロジックチェスは難易度が低すぎて蛇足でした。

本命の裁判5は検事2ほどではなかったものの、新しいスタートとしては良かったです。初期の主人公を復活させ、4を無かったことにもせず、さらに新規プレイヤーが入れるような新しい展開に、という欲張りなゲームを上手いこと実現してました。色々詰め込みすぎて各キャラの掘り下げが弱いとか、トリックやゲーム自体の難易度が低い部分は気になりました。ですが、この路線で続編を作ってくれれば、検事1から2に進化したようにかなり面白いゲームができそうな予感がします。

DLCはシナリオの方は本編を超えるレベルの面白さで、最初から入っていないのが惜しいぐらいでした。クイズはストーリーも本編とはあまり関係のないものですし、無料の序章をプレイして面白ければやってもいいかも、というぐらいでした。大して高いものでもないですし、このご時勢多少の有料コンテンツは仕方ないところでしょう。

一応シリーズ作品を全部プレイしてから裁判5に臨みましたが、前提条件として検事シリーズはやっていなくても特に問題はなさそうです。さすがに裁判1~4はやっておいたほうが楽しめますが。4本も連続で逆転しまくって満足しました。今は軽く燃え尽きてます。どんな形になるかは分かりませんが続編も楽しみにしています。


逆転裁判再始動

282-1

先日逆転裁判5が発売されて、結構な盛り上がりを見せているようです。ちょっとプレイしてみたいのですが、公式サイトを見ただけでもシリーズネタが多く取り入れられており、まずは前作から抑えておこうということで「逆転裁判4」「逆転検事」を買ってきました。4は今さら言うまでもなく評判の悪いゲームで、1~3だけやっておけばいいかと考えていたんですけどね。ちょっと前にレイトンVSもやったことですし、せっかくだから一通り逆転シリーズを追いかけてみます。検事を1だけ買ったのは、面白かったら裁判5の前に検事2もやっておこうというぐらいの保険です。旧作が1本2000円ってのはありがたいですね。

で、まずは逆転裁判4を駆け足でクリアしました。1~3のシステムをそのまま使ってることもあり、つまらないとは言いませんがなんともコレジャナイ。暴くべきトリックがなんかイマイチですし、検事や真犯人と対決しているという爽快感が少ないのが残念でした。せっかくの新主人公がずっと傍観者ポジションなのも微妙です。最後までイマイチでクリアしたのにモヤモヤした感じが残りました。評判が悪いってことでハードルがかなり下がった中でこれですから、期待して発売日に買っていたら…。

逆転検事のほうはこれからです。ケイオスリングスがまだ終わってない上、PSO2のイベントラッシュで思うように時間が取れないという。早く終わらせて検事2、本命の裁判5に入りたいんですけどね。クラニンの早期ボーナスがつく間に5は買うだけ買っちゃおうかな。ちなみに、4も検事もパッケージに5の宣伝が入っていました。同じように旧作に手を出してる人、結構多いのかもしれませんね。


邪聖剣ネクロマンサーNR

前回のセパスチャンネルで勢いづいたところで、DSiウェアのRPG「邪聖剣ネクロマンサー NIGHTMARE REBORN」もプレイしてみました。昔PCエンジンで出ていたものの続編で、携帯アプリのネクロマンサー2を移植したものです。起動時のハドソンロゴが物悲しい…。

画面写真からしてSFC時代のRPGのような雰囲気が漂っていますが、プレイした感触もSFC後期のRPGそのものでした。グラフィックは割とよく描き込まれたドットで雰囲気が出てますし、何より音楽が良い意味で昔のRPGを思わせるものでした。音の使い方とかがすごく懐かしい雰囲気。こういうの大好きです。今風にゲームのテンポは良好です。

システムはシンプルで若干高めの難易度でした。パーティーの強化を怠ればボスにボコボコにされるなんてこともありますし、ザコ戦も確実に消耗させられます。レベルや装備を整えれば強くなった確かな実感が得られ、新しい魔法を買えば戦術の幅が広がり、ボスはなかなか個性的でそれぞれ攻略法が異なるなど、サクサクと攻略していくのが楽しいです。

携帯アプリ発のDSiウェアということでさすがに容量が小さく、演出面では若干物足りない部分もありますが、暗いのに軽いノリで進んでいく昔っぽいストーリーには丁度いいぐらいとも思えます。800円とDSiウェアにしては高いですが、SFC時代のRPGが好きな人にはオススメです。


セパスチャンネル

DSiウェアのRPG「セパスチャンネル(公式サイト)」が今月末で配信終了になるというので、消える前にプレイしてみました。携帯アプリからの移植もので、哲学的なテーマとMOTHERシリーズを意識したようなグラフィックが特徴です。この不思議な世界観は好きな人がきっといると思いますね。

ボリュームは10時間にも満たないぐらいで、システムやテキストは極めてシンプル。装備の概念すらありません。自由度というものもほとんどありません。容量の少ない携帯アプリの中で工夫した結果という感じですが、それがかえってレトロゲーのような味になっていて悪くなかったです。こういうゲームならアドベンチャー感覚でサクッと遊べるのがいいですね。

ゲームバランスはかなり大味で、特にラスボスの強さはちょっと壊れ気味だったような。短いゲームだから3時間もレベル上げをすれば十分勝てるぐらいまでには成長するのですが、それがプレイ時間の1/3以上を占めるというのはちょっと問題かと。分かってる人がプレイすれば違うのかもしれませんが、シンプルなゲームだけに工夫の余地があまり無いように感じました。携帯アプリのお約束として強いボスが登場するってのがありますが、その位置づけなんでしょうかね。

万人にオススメできるタイプのゲームではありませんが、こういう個性的でコンパクトなRPGというのもありですね。現状スマホにも移植されていないので、配信終了というのはちょっと勿体無いような。G-modeは結構アプリゲームの資産がありそうだし、スマホなりコンシューマのDLソフトなりで残していってほしいものです。宮本ジュリアあたりいけると思うんですけどね。スマホだとドコモマーケットでRPGモードのサービスが始まっていますが、あまりやる気があるようには見えませんし…。


ドラキュラ蒼月

241-1

PS3のドラキュラHDをプレイして他のシリーズ作品もプレイしてみたくなり、DSの「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」を買ってきました。絵はこれなんのゲームだよって感じのアニメ調ですが、中身は完全にイメージ通りの探索型2Dアクションですね。まだ序盤ですが難易度は他作品よりはちょっと易しめみたいです。時々要求されるタッチペン操作は完全に蛇足だと思う…。DS初期って感じですね。

それにしてもGBAとDSのドラキュラはどれも本当に入手困難で参っちゃいます。新品の入手はまず無理っぽいですし、中古屋めぐりをしてもDSのがごくまれに置いてある程度です。GBAのは現存しているのかっていうレベル。今の時代だと中古屋もほとんどチェーン店になって掘り出し物なんてものもまずありませんし。本格的に欲しくなったらネットで高いお金を払って買うしかないんでしょうね。