本作では、ものすごい敵の大群や強烈な全体攻撃を連発する敵と遭遇する機会が非常に多くなっていますが、「にげる」の成功率は比較的高めに設定されています。全滅を避けるためにも、手に負えなさそうな敵グループが現れたら、傷口が広がる前にさっさと逃げましょう。マヒやチャームなどのステータス異常を受けている場合でも逃げることは可能なので、動けなくなったら逃げましょう。
特に中盤以降に出現するボスキャラは、非常に強力な相手です。レベルが低い状態だと、戦いを挑んだものの為す術なく全滅してしまうということも少なくありません。また、普通に出現する敵の中にも強力な敵はいます。そんな敵たちと対等に渡り合うには、レベルを上げるしかありません。多少時間はかかりますが、他のゲームと比べればレベルアップは随分早いので、先に進む前に数レベル上げることを心がけましょう。ちなみに、最高レベルは65です。
R1ボタンを押しっぱなしにすると、メッセージが高速で流れます。戦闘中に「おまかせ」と組み合わせたり、ボスに再挑戦する場合に使ったりするとかなり便利です。
ぶきやぼうぐの中には、戦闘中に「どうぐ」コマンドで使うと効果を発揮するものがあります。これらのアイテムは、何度使っても無くならず、しかもMPを消耗することなくまほうと同様の効果を発揮するので、使わない手はありません。戦闘中に使えるぶきやぼうぐは以下の通り。
中でも、まじゅつしのつえは序盤に購入できる上に効果が非常に高いので、ぜひパーティ全員に揃えておきたいところ。また、終盤戦は素早い王子(魔術師)がパワーリングで少年(戦士)を強化すると便利。
敵が複数出現した場合、前列と後列に分かれて出現することがあります。後列の敵に対しては、通常攻撃のダメージが前列相手の場合の半分になってしまうので、通常攻撃は前列の相手にしたほうがいいでしょう。逆に、後列の敵からの通常攻撃のダメージも半減します。ちなみに、まほうのダメージは前列相手でも後列相手でも変わりません。
イベントなどで戦闘に入ると、普段とは違うBGMが流れ、にげることのできない戦闘になります。実はこのイベントバトルは勝つとパーティが完全回復します。なので、MPを節約することもないし、ゴブリンのどうくつなどでは逆に回復効果がおいしいぐらいです。どこでも狙えるわけではないが、頭に入れておいて損はないでしょう。
一回行動する代わりに身を守り、次の自分の行動までの間に受けるダメージを半減させるぼうぎょですが、実はまほう攻撃に対しては効果がありません。敵がぼうぎょした場合でも同様なので、敵が身を守っている場合はまほうで攻めたほうが有効な局面も多いです。
ジョリスの南の橋を渡り、北のほうへ川沿いに進むと取り残された9マス程度の大きさの森があります。そこの中心で、しんぴのひやくを1つも持っていない状態で、上を向いて立ち止まり、○ボタンで足元を調べると「しんぴのひやく」が入手できます。しんぴのひやくを使ってしまっても、ここに来れば再び入手できることができます。他の復活手段は教会か王女のまほうしかないので、少年あたりにでも持たせて惜しまずどんどん使いましょう。