2005年1月の雑記

2005年1月30日(日):海外のアーク事情・その2

アークザラッドジェネレーションが、なんと北米でも「Arc the Lad:End of Darkness」なんてタイトルで5月に発売されるそうです。End of Darknessって、一体何を表しているのでしょうか…。よくこの売上本数で海外進出する気になるなというかなんというか。

発売にはなぜかナムコが関わっているらしいです。何故?これからアークシリーズをこれからナムコが引き取って続けてくれるというのであれば喜ばしいのですが、そんなことはさすがに無いでしょうけど(笑)。でも「End of Darkness」はSCEIの商標らしいですし…。謎だ。

まぁ、今回は今までのシミュレーションRPGタイプの戦闘じゃなく、アクション要素が強くなったので、前作よりは海外で受けるかもしれませんね。ただ、海外のゲーム紹介でよく見かけるボリュームに関してはちょっと不足気味な気がしないでもないですが。前作「Twilight of the Spirits」もどっかで60時間以上遊べるなんて読んだ記憶がありますし。

気になるのは、5月発売というところ…。ジェネレーションのオンラインサービスは11月3日から6ヶ月以上を予定、とされていることを考えると…。さすがに関係ないか…。

2005年1月24日(月):年末年始に遊んだゲーム総括

この年末年始はサイトは放置気味だったものの、割とゲームはやっていたのでその感想なんかを垂れ流しておきます。一応3作ともクリア済み。ドラクエは語りすぎかも…。

ドラゴンクエスト5(リメイク)

12月のゲームはほとんどこればかりやってました。原作のSFC版からかなり思い入れのあるゲームだったので、リメイクは微妙に不安だったのですがかなり楽しめました。気がつけば総プレイ時間は100時間を超えてましたし(笑)

何より素晴らしいのが戦闘シーンのグラフィックとテンポの良さ。もとは2Dだったモンスターがほとんど違和感もなく立体化された上に、状況に応じて動きまくるので見ているだけでもなかなか楽しかったり。しかも、常にモンスターが動いているにも関わらず、PSのドラクエ7はおろかSFC版の原作よりも戦闘がスムーズに進むのには驚きました。私の知っている限り、フロントビューの戦闘シーンでは間違いなく最高の出来です。

PS版で追加された、仲間と「はなす」機能もかなり好印象です。こいつらはこんなキャラクターだったのかと、ストーリーを知っているにも関わらず新たな楽しみを提供してくれたかなと。状況に応じてどころか、単なる村人に話しかけただけでも異なったリアクションを返してくれるので、ただそのリアクションを楽しむためにあちこちの街を回るのもまた楽しいものです。

ただ、こういった改善点だけでなく、リメイクで逆に悪くなったように思える部分があるのが残念です。特にコンピュータの思考の圧倒的な弱さ。むしろ、思考という言葉を使うことさえもためらわれるほどの愚かさというか…。各作戦に応じてあまりにも極端すぎる行動を取る上に、無駄な行動があまりにも多すぎてAIがまるで使いものになりません。HPが10%も減ったら回復とか、堅い敵にいてつく波動とかありえない…。FCのドラクエ4よりも明らかにひどいです。テストプレイ中に問題視されなかったんですかね、これ。ついでに「まんたん」も変。それと細かいことですが、敵の落とす宝箱は原作どおりに経験値の直後・ゴールドの前にしてほしかったです。ゴールド入手後の「▼」のありがたみが無くなった…。

あとは、リメイクの方向性が中途半端なのが残念なところです。追加モンスターにしても、プチだのコロだのといったものだけが追加されており、何がしたいのかよく分かりません。また、アイテムなんかにはほとんど手が加えられていません。ドラクエ1・2のようなバランスとグラフィック程度の調整に済ませるか、ドラクエ3のように大幅なアレンジを加えるか、どちらかに方向性を決めて作って欲しかったです。あまりにも中途半端というか…。

その中途半端な追加要素にしても、どうにも魅力が足りません。新規仲間モンスターの多くは、活躍する場が無いまま終わるか、あっけなく最大レベルに達して使い物にならず、最終的には原作と似たようなパーティになってしまうのが残念です。名産品なんて集めても自己満足にすらなりませんし、すでに娯楽要素としてはカジノがあるのに、さらに運ゲーのすごろくなんかが追加されてもちょっと…。終盤のすごろくなんて難易度が終わってますし、っていうか最後のは私にゃクリアできませんでした(苦笑)。こんな中途半端な要素を追加するぐらいなら、鍛えぬいた仲間モンスターたちを思う存分使えるダンジョンなんかを追加してくれたほうがよかったですね。

まぁ、色々言っても基本的には原作の良さは失っていないのでかなり楽しめました。結局、このゲームの魅力はモンスターが起き上がる際の「▼」に凝縮されていると個人的に思っていますので…(少数派?)。アンチドラクエ派じゃないなら、とりあえずプレイしておく価値はあると思います。

ダーククロニクル

正月はこれをやってました。ドラクエ8を作ったLEVEL5というところがちょっと昔に制作したアクション要素の強いRPGです。とにかくできる事が多いのが特徴でしょうか。武器の育成、ロボの強化、モンスター変化、ジオラマ作り、発明によるアイテム作り、写真のネタ探し、パラメータ強化アイテム探し、釣り(2種類)、育成した魚でレース、ゴルフもどき、各ステージの条件制覇、などなど…。

システムは小出しにされてくるものの、もうどこから手をつけていいのか分からなくなるようなボリュームには圧倒されます。それでいて、その各要素はただクリアするだけなら別に極める必要もないという自由度がいい感じです。それでいて、ある程度の目標を達成すると割といいアイテムが手に入るので、それぞれが無駄な要素にはなっていないのがいいところです。

アクティブバトルは、アークジェネを豪華にしたような感じ(笑)で悪くないです。難易度も変に低くはないので、下手に油断するとやられる程度で割と丁度いいです。全体として見ると、その要素の数の割には案外よくまとまったなかなかの作品です。

ただ、ゲームを進めるためにしなければならないことが割と多いですし、ダンジョンのフロアがやたらに多いので、ゲーム進行が単調で「やらされている」感じになってしまうのが残念な所です。ストーリーなんかも割と単純というか分かりやすい展開ですし、個々の要素が特に目新しいというほどのものでもありません。ゲームとしてそんなに大きな欠点があるというわけではないのですが、「これは!」と思わせるような凄いものは特に感じませんでした。2002年ということを考えれば、グラフィックはなかなか高水準っぽいですが。

結局、とにかくたくさんの要素を詰め込んで一つのゲームとして上手くまとめたRPG、という感じです。私は全然やりこんではいませんが、各要素の達成度を高めようと思えばかなり長時間のやりこみが可能でしょう。とにかくボリュームのあるゲームが好きという方や、ミニゲーム大好きという方なら思い切りハマれるかと思います。個人的には佳作って感じです。…3月に1800円のベスト版も出るみたいです。

フロントミッション3

…まさか、このゲームをやるとは自分でも思いませんでした。年末に弟が何気なく買ってきたものの、別に面白くないと放置されていました。私も見ていて全く魅力を感じなかったのですが、ダーククロニクルにちょっと飽きかけていた時に何となく始めてみると…ストーリーが弟の時と違う!?

というのもこのゲームにはシナリオが2本入っていて、序盤の選択肢によってどちらかに決定されるというシステムが採用されており、そのことは公式サイトにも出ているぐらい当たり前のことだったらしいのですが、事前情報を全く仕入れていなかった上に弟が買ってきたのはたいした説明書きもついていないPS one booksの中古。とにかく驚いて、その勢いに任せて最後までプレイしてしまいました。

ゲーム自体は、前作フロントミッション2で猛威を振るったロード時間の長さがほぼ解消されて、かなり遊びやすくなっていました。そのぶんグラフィックや人数制限は犠牲にされているようですが…。グラフィックはPS2のテクスチャ補間機能を使えばギリギリ「見られる」レベルにはなりますし、出撃人数が4人に制限されたことで、ミッション自体が短く難易度も易しめに調整されているため、1と2のような(って1は見たことがある程度ですが)プレイ時の「重さ」を感じずに、まるでアークでもプレイするように気軽に先に進めるのが逆に好印象でした。シナリオは前2作にも増してブッ飛んでいますが、いい意味で変なリアルさが無いのでこっちの意味でも気楽に遊べます。

問題点というか、上で書いたこととはちょっと矛盾するのですが、人数が少なすぎて火力(と運)に左右されすぎてしまうのが残念な所。パーツの改造システムとは言っても、結局その時点でのフル改造をしておかなければ厳しいですし、逆に装備さえ集めてしまえば適当に動いていても勝ててしまうので緊張感にやや欠ける部分はあります。それと、終盤は運が悪いとどうにも助からないような事態(敵の反撃で強制排出→マシンガンとか)が厳しいです。緊張感というよりは理不尽というか…。まぁ、こういうゲームだからこそ気軽に遊べるという側面もあるのですが…。

残念なのは、セットアップの自由度の低さです。重量制限が旧作よりもかなり厳しく、タイプ毎にセットアップの幅がほとんど無いように思えます。スキル入手やフル改造が必要だという都合もあって、自由度はかなり低く感じます。前作ではセットアップが一番の楽しみだったのですが…。特に終盤は武器1本でも相当な重量があるにも関わらず改造で出力アップができないので、ただ制約をかけられているようにしか感じませんでした。

4は知りませんが、フロントミッション1~3の中では最もライトな作品に仕上がっているので、グラフィックさえ気にしなければシリーズ初心者でも割と安心してプレイできるかと思います。ちょっと軟派なイメージではありますが…。シリーズにしては珍しく読みやすい文字を採用していますし(笑)。

…そういやこのシリーズ、アーク1・2を作った旧G-CRAFTが作ってるんだよなぁ、としみじみ。

2005年1月21日(金):活動再開…か?

そろそろみどりすたいるも平常運行に戻すことができそうです。あらためて今年もよろしくお願いします。とはいっても、去年のジェネ攻略と用語集あたりでちょっと燃え尽きちゃっている感があり、サイトへの情熱がやや下降気味です。とりあえずは、今までよりはスローペースで更新していくつもりです。

とりあえず今年は、アーク用語集にジェネの用語を追加するのと、完成間近でずっと放置してあるヴァイツブレイド攻略の公開を目指しますかね。あー、あとはアーク2とアーク3の調査があるんだった…。アーク10周年記念コンテンツも構想だけは脳内にあるのですが、果たしてどうなることやら。

とは言え、サイトの歴史とともに扱うゲームの本数が増えてきて、ちょっとサポートしきれなくなってきているというのが最近の実感です。これ以上増やすのもどうかという感じはします…。それともう一つ、去年の今ごろのリニューアルを境に、アクセス数が思いのほか増えてきて身の丈に合わない感じがしています。何て言うか、サイトが手に負えなくなってきたというか…。

あーあ、気づいたらもう愚痴言ってら…。まぁ、サイトに関わることだしいいか。

2005年1月12日(水):疑問

今さらですが、冬至にかぼちゃのぜんざいを食べるのって地域限定なんでしょうかね?むしろ我が家だけ?

以下私信。めたなさん、メール届いてますか?chokota.comなんていう怪しすぎるアドレスのせいで、こっちからのメールがスパム扱いされている可能性も…(笑)

2005年1月8日(土):新年か…

2005年最初の更新が、すでに8日…。まぁいいか。とりあえず、今年もみどりすたいるをお手柔らかによろしくお願いします。なんか変。

諸事情により、更新が激しく滞っております。掲示板はなんとか2日に1度以上はチェックできていますが、更新が…(汗)。今日はちょいと丁度いい時間ができたので、久々にサイトの構築作業なんかやってます。ずいぶんと更新すべき内容を放置してきたというかなんと言うか…。

今年は、去年よりはたぶん忙しくなるので更新やら調査やらのペースは落ちると思います。とりあえずは、最低限のメンテナンスだけは何とか行えるようにしたいものです。あとは、この雑記を愚痴のはけ口にしないように努力します(爆)。

関係ありませんが、何の気なしに「ダーククロニクル」を買ってみました。結構面白いのですが、ちょっと作業してる感が否めないです。中古2980円(2480円だったかな?)で適当に買ってから、実はベスト版が3000円で出ていることを知ってガッカリ。やっぱりゲームの購入は事前の情報収集が大切か…。我ながらぬるすぎ。

みどりすたいる雑記>2005年1月
最終更新:2005年2月1日 制作:ちょこた