2005年7月の雑記

2005年7月31日(日):スクエニ

どうやらスクウェア・エニックスパーティなんてのが開催されていたようですね。最近はあんまり縁が無いとはいえ、RPG好きとしてはどうしても気になる所ではあるわけです。

記事を見る限りだと、アクション要素の強いRPGやらアクションRPGやらが全盛みたいです…。映像のレベルが向上したり、海外市場を考えたりするとなると、どうしてもこういう路線になってくるんでしょうかねぇ。しかし、どちらかといえばアクションが苦手な私にとってみれば、こういうのが主流になっていくのは勘弁してほしいです。アクションバトルだと、特にボス戦の緊張感がありすぎてきついんです…。影響力の強いスクエニがこの路線ですと…これからドラクエ型のまったりRPGは減っていくんでしょうかねぇ。

それでも、記事中のゲームの中では、グランディア3あたりは興味あります。個人的にはグランディアエクストリーム2だったら即買いなのですが、さすがに売れないでしょうし、残念。さすがにあのエクストリームを経ているだけあって、あのやたら面白い戦闘が退化していることもないでしょうけど…ちょっと値段が高すぎます。数時間におよぶムービーなんかに力を入れるよりは、5800円で出してくれたほうが嬉しいのですが…。

スクエニといえば、廉価版アルティメットヒッツに期待してます。エニックス系作品も出るのであれば、グランディア2やスターオーシャン3DCあたりを出してくれれば、きっと新品で買うんですけど…。それにしても、公式サイトの重さと使いにくさと減ってしまった情報は何とかならないものですかね。

2005年7月28日(木):廉価版

シャドウハーツフロムザニューワールドの発売日ということで、予定通りシャドウハーツ2ディレクターズカットを買ってまいりました。ついでにシンフォニアのベスト版も。去年発売されたばかりのゲームが、2本で新品5300円とは素晴らしい時代になったものです。ただ…背表紙(っていうのかな?)が黄色すぎです。昔のベスト版は「PlayStation2」って部分だけが黄色だったのに…。廉価版ゆえのチープさを演出してるのでしょうかね。ゲーム棚の中で目立って仕方ありません。

…そして、別の店でバーチャファイターサイバージェネレーションが2480円で売っていたので、思わず買ってしまいました。とにかく売れなかったみたいで、評判等もほとんど聞かれず微妙に気になってたんですよね…。そもそも、10年以上前からあって、若者に人気があって、特に対人戦における読み合いが重視されていて、シナリオやキャラ人気なんかは考慮されていないようなバーチャファイターが、子供向けで、1人用RPGで、キャラゲーになっているときたら売れるわけないですもん。

情報を見る限りでは子供っぽいイメージかなという感じはしていましたが、実際に説明書を見てみると…漢字全てにかながふってあるぞ!? 子供向けどころの話じゃなかったのかコレ…。とりあえずまだ起動もしていないので何とも言えませんが、今年最悪の買い物になる気がしてきました…。いや、ゲームは見た目じゃなく中身ですが…うーむ。一応あのAM2研が作ってるみたいですし、中身はしっかりしてるのかな…。まぁ、買った以上は見極めてみましょう。しっかし、BUSINバーチャサイバージェネレーションが並ぶゲーム棚ってのも微妙です。

そういえば、最近全然大きな更新してないなぁ。

2005年7月23日(土):ゲームリスト

最近、ところどころでオススメゲームについての話題が出ているので、何となく随分昔にあった所持&プレイ済ゲームリストなんてものを復活させてみました。…激しく自己満足ですみません。

で、最近はBUSINとやらにハマってます。時々理不尽な目に遭いますが、ほどほどの緊張感でなかなか面白いです。でも…雑魚敵硬すぎ。BUSINにハマっちゃったおかげで、同時購入して並行してプレイするつもりだったブレス5がさっぱり進んでいません。

2005年7月16日(土):野望

どのみち、近々購入する予定なのですが…。

2005年7月12日(月):またしても安RPGハント

ジェネオンラインも終わったんで、今度はシャドウハーツのベスト版、ブレスオブファイア5の中古、BUSINのベスト版の3本を購入しました。特にBUSINは購入予定が無かったのですが、新品400円という凄まじいものがあったもので…(笑)。BOF5は久々に1000円を切っているのを見つけてラッキーと思いきや、状態が最悪でした…。最近、どうにも中古の引きが悪い…。しばらくは廉価版の新品狙いでいきますかねぇ。

って、シャドウハーツを購入したのはジェネ終了直前だったので、もうクリアしてしまいました。エンディング後に「ここまでの状態をセーブしますか?」とか言われたんでいつも通りに上書きセーブしたところ…精霊の黄昏と同様に最初からかよ!!これからあちこち探索しようと思っていたのに…無念。しかも、引き継いでるのは前回のスコアとかギャラリーとかそのへんだけみたいですし…無念。

2005年7月10日(日):ゲームの感想とか

今更感もありますが、最近プレイしたゲームの感想などを。

レガイアデュエルサーガ

前作レガイア伝説同様に安かった(中古480円)ので購入。プレイした感触としては、色々とパワーアップしていたりするものの、これは確かにレガイアです。根本的なところは前作とほとんど変わっていません。さらに、変わった部分は他の人気RPGの要素を色々取り込んだ程度のものなので、まるで新鮮さを感じませんでした。

シナリオは相変わらず、潔い程の王道一直線。ですが、前作の脅威として登場した「霧」に比べて、今作の脅威である「闇」の存在感が全然感じられませんでした。登場時期が遅いせいもあるのかもしれませんが、町の人々なんかがまるで脅威を感じていないような…。その代わり、前作にはあまりなかったサブイベント等が、ハンターズギルドの登場などによって大幅に増量されているのでなかなか楽しめました。

レガイア最大の特徴とも言える、方向キーの組み合わせで技を出すタクティカルアーツシステムは、あまり進歩していませんでした。協力技であるヴァリアブルアーツなんかが追加されたり、コマンド表から直接発見済みコマンドを入力できたりと多少は良くなっているのですが、相変わらずのノーヒントぶりには閉口でした。特に強力なアーツを自力で発見するのはほぼ不可能なのが、前作から何も改善されていないのが残念です。一応オートでの発見率が上昇する装備なんてものもありますが、確率的には微々たるものですし…。終盤になってアーツブロックが10個を超えるようになると、コマンド表とにらめっこしながら入力するだけでも一苦労でした。コマンドの流れを複数記憶するようなシステムがあればよかったのですが。

一方で、技を繰り出すためのポイントシステムが変更され、前作の「ためる」連発してから攻撃というパターンから解放されたので、多少テンポは良くなった感じがします。その分、終盤は「超強力なアーツ→AP回復用アーツ連発」というパターンに固定されがちですが。

戦闘のテンポの悪さも相変わらず。それどころかさらに悪くなっています。弱い技を1つ出すだけで、まるで超必殺技でも出すような溜めの演出を入れられるのはちょっと時間がかかりすぎです。終盤ともなれば、1回の通常攻撃の中にアーツを多数入れられるため、1回の攻撃で30秒もかかってしまうことさえあるのは辛すぎです。だからといって技を出さずにいたらAPも溜められませんし…。コマンド入力にかかる時間も相まって、戦闘が非常に面倒くさいことになっています。組み合わせを考えて攻撃すること自体はなかなか面白いので、テンポの悪さが非常に残念です。

前作では易しめだったゲームバランスも、序盤だけはかなり凶悪なものになっています。魔法使いタイプのキャラなんて、1ターンで簡単に倒れるのが当たり前というほどの厳しいバランスです。これはこれでいいのですが、終盤になるとパーティの強化スピードに敵の強さが追いつかなくなり、ボスだろうとたったの数ターンで倒せてしまうようなバランスになるのはどうかと…。最終ボスだけはそこそこ歯ごたえがありましたが、ちょっと拍子抜けでした。

色々書いたように、どちらかというと悪い面が目立つゲームでしたが、既存の色々なゲームの面白い要素を取り込んでいるためか、つまらないということはありませんでした。町で仲間との会話を楽しみ、称号や料理を集め、ギルドイベントをこなす。それぞれどっかで聞いたことがあるような要素ですが、これだけでもなかなか楽しめました。BGMもゼノシリーズやクロノシリーズなどで人気の光田康典さん、オウガシリーズなどで人気の崎元仁さん、前作からの継承曲の大島ミチルさんとやたら豪華でいい曲も多いです。人にオススメするほどのゲームではありませんが、値段を考えれば決して悪くはありませんでした。

7(セブン)~モールモースの騎兵隊~

非常に変わったゲームでした。まるで絵本の世界のような、独特の世界観を持ったゲームです。戦闘システムも、ローテーションバトルシステムという、パズル要素の強いかなり独特のものが採用されています。

ローテーションバトルシステムというのがなかなか面白かったです。こちらのキャラクターに比べて圧倒的に強力な敵に対して、戦術ひとつで戦いを挑む感覚がなかなか。作戦が上手くはまって楽勝したときの爽快感はたまりません。その分、勝てる作戦さえ立ててしまった時点で、戦闘が終わっているようなものなのは致し方ないところでしょうか。

独特の世界もなかなか気に入りました。緊迫しているのにどこか平和な雰囲気といい、非常に味のあるキャラクターデザインといい、ゲームの雰囲気がうまく出ています。ちょっと本編が短すぎる気がしますが、これはあくまでもクリア後要素のためのチュートリアルみたいなものなのでしょうかね。

2000年当時にしては珍しくDVD-ROMが採用され、戦闘もスピーディに進むのでストレスが小さい作りになっているのが好印象です。できれば移動時にダッシュぐらいは欲しいものですが、別に広いマップというほどでもないのであまり問題はありません。ただ、セーブデータのファイルサイズと、条件次第でデータを読み込めないバグはいただけません…。

プレイ時間が短かったのであまり印象は強くありませんが、なかなか新鮮で楽しめました。クリア後のシミュレーション系ゲームみたいのは、面倒くさそうなのでほとんどプレイしていませんが…。

天外魔境2(PS2版)

随分昔から、PCエンジンに天外魔境2という凄いRPGがあるいう話は聞いていました。んで、ダメイクとの評判が高いですが、ちょうど安く手に入れる機会があったのでPS2版を試してみました。

かなりボリュームのあるゲームだと言われていただけあり、とにかくイベントの密度や世界の広さ、村の数なんかは並大抵じゃありません。特に序盤から中盤にかけては、やたら濃い登場人物たちがストーリーを盛り上げ、もの凄いスピード感さえ感じました。まぁ、序盤から中盤の難易度が異様に低いせいもあるのでしょうけど。ただ、終盤あたりになると、イベントの数は確かに多いのですが、ある程度パターンが決まってきてダレてくる感じもありました。ゲームとしては終盤のほうが面白いのですが。それと、和風の世界観とどこか毒のある村人達がなかなかいい味出してました。

おそらく当時話題になったと思われるビジュアル面での演出は、今となっては古臭いようにしか見えませんでした。PCエンジン版をイメージしたのか、どちらかというとショボく見える物もいくつか…。それと、BGM・ボイス・ムービーの音量のバランスがかなりひどいです。BGMが聴こえないと思って音量を上げたら、いきなりカブキの奴がドえらい音量で笑い出したりというのにはちょっと参りました。音楽が良いとよく言われますが、結局全然味わえなかったのが残念です。

ゲームバランスにはだいぶ調整を加えられたという話で、特に序盤はレベル上げ戦闘なんかをせずともガンガン進んでいける凄まじい低難易度でした。通常攻撃するぐらいしかない行動の幅の狭さもあって、序盤は戦闘がつまらなかったのですが…。中盤以降は敵も強くなり、通常攻撃一辺倒の戦闘からハイリスクハイリターンな奥義を駆使できるようになってくると俄然面白くなってきます。通常攻撃と魔法とローリスクハイリターンの特技しかなかったような1992年当時に、こんな戦闘があったのかと思うと驚きです。今でも十分楽しめました。

戦闘自体のテンポはかなり悪いですが、アニメーションとメッセージを高速で送る機能があるので問題にはなりませんでした。おかげで、敵の動きとかをあまり見ないまま終わってしまったような気もしますが…。

色々言われているロード時間ですが、冷静に最近のゲームと比べてみればそんなに長くはないような気がします。ただ、ロード時間の見せ方が最悪ですが。階段を歩くとか、戦闘突入時の画面が割れる演出中とかに裏読みをして、あとはフェードインアウトなんかで誤魔化せばあまりストレスを感じない作りになったのではないでしょうか…。とりあえず、あのマーク回転には不必要にロードを長く見せる効果しか感じられませんでした。

リメイクの出来と13年という時間のせいか、伝説のRPGというほど凄いとは感じませんでしたが、懐かしい感じのRPGをたっぷり楽しむことができました。13年前にやっていれば、もっと強烈な印象があったのかもしれません。

2005年7月8日(金):何だったんだ

出かけようと準備をしている最中、やたらに大きなくしゃみをしてしまいました。その直後から胸の辺りに広がる微妙な痛み。これはもしかして衝撃で肋骨でもやられたか、なんてくだらないことを考えていたのですが、なかなか痛みは引きません。しかも、大した痛みでもないのに、何となく体にダメージがある模様。なんだか息苦しくなってきて、顔も洗えないような状態に。やがて強烈な目眩。

仕方ないのでしばらく横になっていたら、痛みと共に目眩や息苦しさもなくなりましたが…一体なんだったんでしょう。それからは、今日一日特に何事もありませんでしたが…うーむ。

2005年7月3日(日):ジェネも終わり…

アーク10周年記念日に、ジェネオンラインが終わってから数日。とりあえずアーク関連コンテンツの制作を再開しましたが、アークシリーズに未来はあるのでしょうか…。

というのも、ジェネ最終日にG管理人との遭遇を果たしたわけなのですが、はっきり言ってアークファンがどれだけ旧作(特に2)が好きなのかを全く理解していない様子だったのです。2の魂を引き継いで欲しいなんてクサいことを言ってみたら、逆に何故2なのかを聞かれてしまう始末…。G管理人が制作に関わっていたのかどうかも分かりませんが、アークに実際に関わっている人の中に普通にこういう人が混ざってるとなると…未来は暗いな…。

他にも、シミュレーション形式のバトルに戻して欲しいと言った所、意見が分かれるところだとの回答。そりゃ…ジェネプレイヤーだけに聞けば意見が分かれるかも知れませんけど…この中途半端なアクションゲームの、どこがアークなんですか…。売上本数も考えてくださいよホント…。10周年でも終わりを感じさせるような話題しかなく、これはもう…。

何はともあれ、オンでお世話になった皆さま、どうもありがとうございました。

2005年7月1日(金):ジェネオンライン終了~

ひとつの時代が終わり
また新たな
アークザラッドの黄昏の時代が始まる
これからは私たちだけで
盛り上げていかなければ……
天にましますジークラフトよ、
どうか、この世界に祝福を
遠い世界へ去りしキャトルコールよ……
どうか、この世界にご加護を……
見守ってください
私たちの未来を

みどりすたいる雑記>2005年7月
最終更新:2005年8月5日 制作:ちょこた