ぴよこさんのところから、一時期よく見かけたミュージカルバトンとやらが回ってきたのでその回答を。
最近はまるで更新していないみどりすたいるですが、自分にプレッシャーをかける意味も兼ねて、今後の予定なんかを書いておきます。
とりあえずは、立ち上げるだけ立ち上げてしまったアーク10周年コンテンツを何とかしなくては。まずは基本となるアーク用語集にジェネ用語を追加することからなのですが、ここが精神的に重いというかなんというか。ジェネオンラインの終了で、ジェネはおろかアークシリーズ自体に自分の中で一段落ついてしまい、なかなか熱意が戻ってきません。まぁ、今後新作が出る可能性も低いですし、のんびりとやりますかね…。
メインの攻略のほうでは、特にアーク2攻略をもう少し何とかしたいところです。随分昔に作ったコンテンツがそのままになっている部分も多いため、他の攻略と比べると使いやすさに欠ける部分が多いのでは。まずはシナリオ攻略をもっと実用性の高いものにしたいところです。細々した情報なんかも整理したいところ。あとは、随分前にも書いたつぐない攻略なんかもやろうかと。何と言ってもキャトルコールですからね!
まぁ、積みゲーも相変わらずたくさんあるんで、しばらくここはのんびり展開にするつもりです。別に更新頻度が命って趣旨のサイトでもないですしね。
数日前に風邪を引いたのか、熱が出てのどの調子が悪くなってました。熱はすぐに下がって、いつものパターンならこれですぐ良くなると思っていたのですが、いつまで経ってものどの調子がよくなりません。2、3分に一度咳が出るような状態で、声もなかなか出ません。おまけに、今日あたりは激しい体力の低下と頭痛に加えて耳まで痛む始末です。ただの風邪なんですかね、コレ?
シャドウハーツ2ディレクターズカットをクリアしたのでその感想とか。前提条件として、シャドウハーツ1はバッドEDでクリア済み、ガンダム等の知識はほとんどありません。
ホラーなんかのダークな要素はほとんどなくなりましたが、それ以外は前作を全体的にパワーアップさせた感じです。特にネタ要素の強化がかなり強烈。前作にも要所要所で入っていたお笑い要素ですが、今回は普通のギャグあり、大量のパロディあり、異様に暑苦しい漢(おとこ)ネタありと、本編までも喰ってしまうほどの勢いです。というか、本編は霞んでしまっているほどです。元ネタの分からないパロディ以外は結構笑えましたが、これは受け入れられない人もいるでしょうね。
シャドウハーツシリーズの象徴ともいえる、行動の成否を目押しで決定するジャッジメントリングもかなり進化しています。特に成功エリアの端にあるストライクエリアが見やすくなったのが便利です。他にも初心者向けや上級者向けのリングを選択出来たり、プレイスタイルに合ったカスタマイズができるのもいいです。私はずっとノーマルばっかり使ってましたが…。ただ、パーフェクト率なんてものまで相変わらず記録されている上に、どんな弱い敵相手でも回すことになり、常に神経と目を使うことになるので結構疲れます。
戦闘は前作に比べて、テンポの大幅な向上や新システムの導入などで、前作のような単調な面倒くささは感じなくなりました。特に、行動モーションや特殊能力エフェクトが短縮されたのが個人的に好印象です。新システムの、接近している仲間が連続で攻撃できるコンボはまだまだ未完成な感じです。戦闘中の位置関係はほとんどが運に左右されるため、コンボを使うために移動してから発動という手間をかけなくてはなりません。しかも、一部の特技のヒット数がやけに多く、それをつなぐだけで簡単にコンボボーナスで特大ダメージが出てしまうのでゲームバランスはやや壊れ気味でした。
敵のバリエーションが少ないのは気になりました。大抵は一撃で倒せる雑魚、二発ぐらい必要な雑魚、お手軽4人コンボぐらいはしないと倒せないタフな雑魚の3種類ぐらいしかおらず、まるで個性がありません。さらに、中盤以降の難易度の低下が激しすぎます。序盤こそ行動の幅が狭い上に、敵の攻撃力がやたら高いので、一度囲まれただけでパーティが半壊するような厳しいバランスでしたが、中盤以降はただ面倒なだけで、一部の一騎討ちを除けば全滅の危機なんてないに等しいほどです。緊張感があるのはリングを回す行為だけでした。
マップは、一部のクソ長い道を歩かされるダンジョンを除けば必要最低限の広さにまとまっており、余計な時間をかけずにテンポ良く進めるようになっています。グラフィックもなかなか雰囲気が出てますし。それだけに、一部の異様に長い道や、意地悪な場所に隠されたシンボルのないアイテムの数々が残念でなりません。
なんとなく悪いことばかり書いたような気もしますが、全体的には相変わらず欠点も少ないですし、なかなかいいノリでテンポ良く進みますし、おまけ要素も多数用意されていますし、なかなかの良作かと。このいい意味でのB級テイストが好きなので、今後の作品もミリオンを狙う大作なんかには出来ないようなことをどんどん取り入れてほしいものです。難易度も低めなので、露骨なパロディや漢ネタに抵抗がないならプレイして損はないと思います。
出かけたついでにフラッと立ち寄った中古屋で…なんとFF8と9が各700円!こ、これは北海道的にかなり安い!…ということで、元々は全くつもりがなかったのに買ってしまいました。色々と悪い噂を聞きますが、一応RPG好きとしてはおさえておこうかと…。しっかし、こんなに買ってどうやってプレイするんでしょうね自分。すでにプレイ中のを含めると、積みゲーが7本にまで膨れ上がってしまいました。
ちなみに現在、シャドウハーツ2、TOS、バーチャを並行して進めております。シャドハ2はリングが面倒くさいこと以外は割といい感じです。TOSはまだ序盤なのでよく分かりません。バーチャは…アクションムズイ!!アクションRPGとかいって、かなーりアクションメインですがな!
北海道と青森あたりでパンを売っている日糧というパンメーカーが出していた、「ブランジェライト」という食パンがかなり美味しかったんです。ところが最近、「絹艶」とかいう食パンのリリースと同時に、ブランジェシリーズが店頭から消えてしまいました。絹艶も悪くはないんですけど…やっぱりブランジェライト復活希望です。完全に消えちゃったんですかねぇ…。
何の因果か、「紅茶が香る『カルピス』」なんてものを飲んでみたわけです。香りはまさに紅茶。どっちかというと午後ティーのストレートみたいな感じでしょうか。味は、最初はカルピスで、その後に午後ティーの後味が残るような感じです。すごい不調和です。
…私の口には合わないようです。
7月から今日までにかけてプレイしたゲームの感想なんかを。
とにかくネット上での評価が高く、かなり各方面からも薦められていたゲームです。なかなか中古でも安くならないので、普通にBest版を買ってきました。
一番の印象としては、作りの巧さを感じました。RPGのレビューでよく批判されるポイントが大体潰されており、よく研究したんじゃないかというように見えます。一例を挙げると、低めに抑えられたエンカウント率、青臭いお題目を語らない主人公、ボタン連打にならない戦闘、短めでしっかりカモフラージュされているロード時間などなど。全体的にストレスを感じにくい作りになっています。
シナリオやグラフィックが暗めの雰囲気に統一されていながらも、所々で笑いどころも入っていたりと飽きさせません。グラフィック自体はPS1の典型的RPGをちょっと改良した程度(背景は一枚絵)でしたが、当時の技術でこのダークな雰囲気を出すには適切だったのではないでしょうか。ガラの悪い主人公君が、重要なイベントでは急に普通の主人公みたいになってしまうのはちょっと残念でしたが。
ただ、どうにもマップは見づらかったです。昔のRPGにありがちな、どこを歩けるのか分かりにくいというところも改善してほしかったところです。宝箱やアイテムなんかもわざわざ見つかりにくいように置いてますし…。アイテムの場合は一応発見マークが出ますが、とりあえず隅々まで走り回るというのはちょっと疲れます。それと、時々登場するやたら長いダンジョンは、いくらエンカウント率が低いといっても辛いです。
戦闘や一部のイベントで使用される、目押し式のジャッジメントリングはいいアイディアかと。特にリセット連発の運ゲーになりがちなおみくじを、実力でカバーできるので理不尽さを感じません。戦闘でも常に多少の緊張感がありますし、難易度が高いパーフェクトを狙えばそれだけ行動の威力も上がるという要素もありますし、しかもパーフェクト率なんてデータまで記録されているので燃えます。
惜しいのが、せっかくジャッジメントリングを導入したというのに、戦闘の根本的な部分はごく普通のシンプルなものでしかなく、補助魔法やアイテムを使う以外の戦術が少ないことです。結局、ジャッジメントリングはボタン連打を抑止するためだけに用意されたのではないかという気さえします。せっかくパーフェクトを出しても回避されたんじゃ逆にストレスも溜まりますし、調子の悪い日なんかは行動がなかなか決まらなくてうんざりすることも。それと、毎ターン減少して、0になるとキャラが暴走してしまうSPの存在は邪魔でしかありませんでした。
欠点は少ないのですが、ジャッジメントリング以外は特に目新しいものを感じられませんでした。それでも、ホラー要素の強いダークなお話で、パーティメンバーもあんまり青臭くなく、それでいてRPGとして基本的なところはしっかり押さえていますので、最近のRPGはガキっぽいと思ってる方にオススメです。
さほど興味はなかったのですが、Best版が新品で約400円というとんでもない安値で売っていたので、1晩悩んだ末に思い切って買ってみました。どうやらこれは、RPGの古典ウィザードリィを現代風にアレンジしたゲームらしいです。「らしい」というのは、ウィザードリィを今までにプレイしたことがないので比較のしようがないもので…。
実は私は、3DダンジョンRPGなんてのをプレイするのも初めてなのですが、探索がかなり楽しめました。そこそこ強い敵がひしめく、程よい緊張感のある暗いダンジョンの中で、謎解きをしたり宝捜しをしたりというこの感覚は、最近のRPGではなかなか味わえません。そして、街に帰った時の安堵感とレベルアップの喜びも久々の感覚でした。強力なオートマッピング機能に、敵をある程度回避できるダッシュなどといった親切設計がいい感じです。
ただ、ダッシュである程度敵から逃げられるとは言え、実際には通路が狭くて全然回避できない場所が多い上に、敵の数もなかなか多く、プレイしていて鬱陶しさを感じることもしばしばでした。宝捜しも最初は楽しいのですが、入手できる武具の多くが呪われているか役にたたないかという状態で、終盤はちょっと寂しさも感じました。武具の種類も呪われている物の数の割にはかなり少なく、ずっと同じ装備を続けることになりますし…(実際、最初のショップで売っている「兜」装備のキャラがいる状態でクリアしてしまった)。
戦闘は、仲間との協力技の「アレイドアクション」というシステムがかなり面白いです。序盤から敵が割と強力ですが、きちんとアレイドを集めてさえいれば、対処できない事態というのがほとんど無いために、理不尽さをあまり感じない設計になっています。敵の行動パターンに応じてこちらの行動を考える必要もあるので、なかなか戦闘に飽きが来ません。
欲を言えば、戦闘突入時のロード時間や、長い動作とエフェクトなんかは短縮したいところでした。2001年のゲームとは言え、さすがにCD-ROMでは厳しいです。それと、終盤の敵がやたらに強いというより硬く、そのくせ魔法も全然通用しなくなってきて、倒せないことはないものの戦闘が億劫になってくるのが残念なところです。
システム面はまだまだ洗練されていない感じです。やたら面倒な魔法石合成やアイテム管理についてはもうちょっと何とかならなかったものでしょうか。大抵、この手のゲームはキャラクターメイキングが面白いものですが、今作は選べる職業が少なかったり、性格が種族と属性で固定されてしまったりと、自由度が低いのであまり面白くありません。しかも、イベント時にしゃべるイベントキャラが何人もいるので、どうにも自作キャラの扱いが悪く思えます。
シナリオや登場キャラは、一部を除けば最近のゲームにしては割と硬派で、見ていて変な気恥ずかしさを感じるような場面は少ないです。BGMはオープニングデモなんかの曲がかなり雰囲気を盛り上げていて良かったです。
凄い値段で売られていたので、酷いゲームなのかと思いきや、最後までかなり楽しめました。特に序盤から中盤にかけては、相当熱中しました。最近のRPGは軟派過ぎる、でも古典的なRPGには手を出しにくい、という方にピッタリかと。