2005年9月の雑記

2005年9月29日(木):ゲームの感想~

最近クリアしたRPG2本の感想なんかを。

テイルズ オブ シンフォニア(PS2版)

エターニア以来このシリーズからはしばらく遠ざかっていましたが、シンフォニアは割と評判が良く人からも薦められていたので、ベスト版の発売を機に久々にプレイしてみることに。当然ながらGC版は未プレイなので、比較とかはできません。

まず目に付くのは3D化されたグラフィックですが、さほど違和感は感じませんでした。シリアスな場面なのに、キャラが楽しそうな表情をしているのにはかなり違和感がありましたが。グラフィック以外の基本的な部分も、今までのシリーズを踏襲しているので、昔の作品をプレイしたことがある私は割とすぐに慣れることができました。オープニングからしてすでにファンタジアを意識しすぎてる感がありましたが…。

戦闘の3D化はちょっと苦しい感じがしました。もともと2D格闘みたいな戦闘シーンだったのを、無理やり立体化したようなもので、状況が把握しにくくてなりません。複数体の敵に囲まれたりするとかなり厄介ですし、弱い仲間の盾になったり、範囲回復魔法の範囲内に入ることもなかなかできないので、戦略性が逆に落ちたように思えました。パッケージの裏には、新システムのユニゾンアタックで戦略的に敵を攻撃できるとありましたが、これも単なる便利なコンボ技に過ぎません。ユニゾンアタックのダメージを増やす複合特技も、どこかに履歴が残ればよかったのですが。

一方で、基本的な部分はエターニアがより進歩したようなシステムで遊びやすくもありました。相変わらず通常攻撃から技、奥義とどんどんつないでコンボ攻撃するのは爽快ですし、旧作でよく見られたコンボ中にガードされて途切れるなんて現象も無くなっていてコンボの爽快感が増しています。敵のHPが低めに設定されているのも、爽快感を出すのに一役買っていました。中盤以降、一部を除いて敵が弱すぎる気もしましたが…。

システムはさほど変わっておらず、無難な出来でした。新システムのEXスキルは、ある程度以上の交換がしづらい上に、効果も小さすぎます。せめて複合EXスキルの履歴ぐらいは残してほしかったところです。もう一つ追加されたあらすじを読める機能は、プレイの間隔が空いたときに便利そうですが、文章が追加されるタイミングが変なのがちょっと気になりました。サブイベントの進行状況なんかも記録されてると、かなり便利な機能になりそうです。

ストーリーやキャラは最初は子供向けっぽいお寒いノリで、一体どうなることかと思いましたが、中盤以降は重い題材と慣れのせいかあまり気にならなくなりました。重い問題を青臭いノリで解決するのは…シリーズの定番なのかな。ただ、中盤以降に加わるキャラの存在感が、シナリオ的にもバトル的にもちょっと弱すぎる気がしました。

細かいことを言えば、フィールドの移動、特に乗り物の操作がやたら面倒でした。こんなところだけリアルさを追求しなくてもいいでしょうに…。ダンジョンはそれぞれに趣向が凝らしてあって、単なる道というような場所が少ないのはいいのですが、仕掛けを解くのがただ面倒くさいだけなのが残念です。さらに細かいことですが、R3ボタンや右スティックの操作が多く、しばらく操作が分からないということもありました。

音楽についても、序盤はそれほどいい曲もなかったのですが、中盤以降の曲はまずまずでした。バトル関係はさすがにファンタジアを意識しすぎな気がしますけど。

全体的に、序盤はイマイチでしたが、中盤以降は多くのボスが弱すぎるのを除けば良くなってきました。一部のプレイヤーを狙ってる感じのキャラが青臭い冒険を繰り広げるお話が嫌じゃなければ、結構遊べる作品です。ちなみに、GC版と比べるとロードが長いとか滑らかさが足りないとか言われていますが、PS2版単体で見れば特に気になりませんでした。クリアタイム約60時間、なかなか楽しめました。

ファイナルファンタジー8(PS版)

言わずと知れたFFです。発売当初は、ガーディアンフォース、ドロー、ジャンクションというやたら面倒くさそうな単語や個人的感情(謎)によってスルーしていたのですが、クソゲーという多くの噂と、非常に面白いという少数の噂を耳にして少し気になっていました。たまたま中古で安いのを見つけたので、とりあえず試してやろうと購入してみました。

最も特徴的なジャンクションシステムですが、もっと取っ付きにくいものを想像していたら、基本的な部分は意外と難しくありませんでした。大量のチュートリアルを一通り読めば基本的なことは分かりますし、テストでも情報を小出しにしてくれていました。でも、細かい部分は中盤以降でもなかなか分かりませんでした。全体像を掴めば、意外と面白いシステムかもしれません。

メニューの使い勝手はもう一工夫ほしかったところです。まほうやG.F.を一括で全部交換するようなコマンドがあればだいぶ遊びやすくなったでしょうに。ジャンクションやG.F.の画面も使い勝手のいいものではありませんでした。せめてさいきょうを選んだ時でも、属性やステータス攻撃&防御を変更しないオプションぐらいは欲しいものです。

だるいと噂の魔法の100個ドローは、パラメータの低いキャラだと割と疲れます。実際にドローしてみないことには、どれだけの能力がある魔法なのか分かりませんし、後々入手困難になったら困ると思うと、出てきた魔法はとりあえずドローというプレイスタイルにならざるを得ません。ドローせずに沢山入手できるアイテムから魔法を作っても良かったのでしょうけど、FFのことだから後から大量のアイテムまたはお金が要求されるだろうと思ってなかなか踏み切れませんでした。最終的に、大量のアイテムとお金が余りましたが…。お金もアイテムも遠慮せず使っていいと、早い段階で教えて欲しいものです。貧乏性ですかね。

戦闘に関しては、シリーズ定番のリアルタイム戦闘でも、行動の動作中は一切時間が進まないので作戦どおりの行動を取りやすくてプレイしやすいものでした。ただ、序盤と終盤の難易度の違いが激しく、序盤のノリで終盤までストーリー重視でプレイしてきたら、終盤のボスに勝てないプレイヤーも出るのではないでしょうか。

よく叩かれているシナリオやキャラですが、私はあまり重要視していないこともあってかそれほど嫌悪感は感じませんでした。ちょっと映画を意識しすぎてる感じも受けましたが。基本的には入り込むものじゃなく、見るものでしょう。ただ、ストーリー中で時々挿入されるミニゲームは苦痛以外の何ものでもありませんでした。

ロード時間は全体的に長めで、最初のうちは割と気になりました。それでいてマップは基本的に広く、画面の切り替えも多発するのでストレスが溜まりました。DISC2以降では、本拠地的な場所の中心のセーブポイントや一瞬での移動も廃止され、移動だけで煩わしいです。しかも、マップが見づらく、どこから次のマップに行けばいいのか、どこが歩けるのか分からなくなることもしばしばでした。終盤では探索に出るだけでも一苦労というバランスは苦手でした。その代わり、序盤からエンカウント率を簡単に操作でき、戦いたいときには戦い、戦いたくないときは戦わないという選択が可能なのは見事です。

とりあえずはクリアしただけでお腹いっぱいという感じです。でも、システム周りを理解すればもしかすると凄いゲームになる可能性もあるので、そのうちアルティマニアでも購入してのんびりとやってみたいものです。システムを果敢に攻められる方にはオススメですが、シナリオへの感情移入が一番だと思っている方はやめておいたほうがいいでしょう。

なお、PS2でプレイする場合には、テクスチャの補間処理推奨です。また、PS2のせいなのか、ソフトリセットやゲームオーバー時のSQUAREロゴやDISC交換時の一枚絵が点滅して目に悪そうでした。

2005年9月28日(水):FF9…

最近は主にFF9をかなりの勢いでプレイしています。しっかし、「ぬすむ」の成功率の異常な低さは何とかならないのでしょうか…。装備品から特殊能力を引き出すというシステム上、新たな装備品を入手することがパーティの強化に直接つながるので、ボスから装備品を盗めるということが分かれば盗むというのは攻略上当然のこととなるわけです。新出アイテムだと、どれほどレアなのか、どれほど有用なのかの判断もつかないので、とりあえず盗まなければならないのですが…。

任意で戦闘に入れるボスに「みやぶる」を使うと、「デモンズメイル」なる物を持っていることが判明。もちろんいつも通り盗みにかかります。しかし、何回繰り返しても「ぬすめなかった!」の一点張り。そして軽く30分以上は粘ったものの、持っていた毒消しも使い果たす始末。ここで一度気を取り直し、全員に毒耐性をつけて再挑戦。しかし、いくら粘っても盗めません。そのうち、近くでスワン版FF2をプレイしていた弟が、ジェイドを抜けてパンデモニウムまでもクリアしてしまったとか…。盗みの成功率上昇をつけてなおFF2の最終ダンジョンを攻略するよりも時間がかかる盗み…。FF8のドローなんて比べ物にならないぐらいつまらん。

結局、盗むのは諦めて先に進むことにしましたよ。時間を返してくれ…。これ、本気でゲームが面白くなると思って設定したんでしょうか?それとも、何か根本的にやり方が間違っていたのでしょうか。

2005年9月26日(月):古いFFがやりたい

最近はFF8、FF9と立て続けにプレイしているわけですが、こうなると何となくSFC時代のFFを久しぶりにやってみたくなります。しかし今のところ、兄弟が一人暮らしの際に持っていってしまったので、私の手元にはSFC本体もFFのソフトもありません。これでよくSFCゲームの攻略を公開し続けてるよな~とか思いつつ…。

FF4はスワンでできるからいいとしても、問題はFF5と6。特に5は一番思い入れのある作品なので、何とかプレイしたいのですが…。手っ取り早いのはPSのFFコレクションですが、値段が結構高いのと、ロードが鬱陶しそうなのと、音質が劣化してるのが気になるところです。今さらSFC本体を買いなおすという手もありますが、費用もそれなりにかかりますし、何より中古で買いなおすソフトのバックアップ電池の残量が気になるところ。かなり一長一短ですな。どうしたものか。

2005年9月25日(日):マップを作ってみる実験

攻略記事に、実験的に簡易ダンジョンマップを1枚設置してみました。ワープ系でかなり迷うものと思われますので。制作には案外手間がかかりましたが、果たして役にたつのでしょうか…。レア敵が出現するマスが存在するヴァイツ攻略なんかでは使えるかもしれませんが、マス探しはしんどいですし…う~む。

それにしても全然更新してませんな。やっぱりアークへの情熱が一気に失せたのが大きいです。さらに、積みゲーもまだ残っていますし、積みゲー崩しが終わったらやりたいゲームなんてのも多数ある状態です。しばらくはこのペースかな~。

2005年9月20日(火):コントローラ

どうも最近、PS2のコントローラの調子がよろしくありません。2つあるうちの一方は、左スティックの根元の部分のザラザラが完全に擦り減ってしまって、左スティックを動かすのに引っ掛かるような感触とギリギリした感じの音がします。もう一方は、左スティックが微妙にベタついていて、ついでにL2やR2を押し込むとよく引っ掛かって戻ってこなくなってしまいます。さすがに4年以上もヘビーに使い込んでいればこうなるのは仕方ないのか…。

自力で直すだけの技術も修理部品もないので、どうしようもなくなったら買い替えということになるのでしょうが、DUALSHOCK2って3000円もするんですね。これだけ出せばBest版の新品ソフトでも、中堅クラスの中古ソフトでも買えてしまう…う~む。アナログスティックの操作感覚が違うと何かと厄介なので、安いサードパーティ製のものには手を出す気になれませんし…。どうしたものか。

2005年9月13日(火):報告

先日、祖父が亡くなりまして、その関係でしばらくネットを留守にしていました。掲示板やメール等の対応が遅れて申し訳ありませんでした。今日明日あたりから、また普段どおりの運営になります。色々と思うところはありますが、ここでは割愛ということで。

2005年9月8日(木):リヴィエラ

スワンソフトで、割と手に入りにくい部類に入る「約束の地リヴィエラ」が中古で売っていたので、思わず衝動買いしてしまいました。話によると、隠れた名作とのことですし、中古屋のスワン売り場の大きさも品揃えも縮小し続けている現状を考えると、入手するチャンスはこれが最後かもしれないということで。

で、寝る前に少しずつという感じでプレイしていく予定だったのですが…気がつけば軽く1時間は経っていました。簡単操作でしかも小さめにまとめられたマップに、難しすぎはしないものの、それなりに作戦を要求される戦闘。グラフィックもよく描きこまれていてテンポも悪くありません。これはハマるかも…。

…購入するまで「リヴィエラ」じゃなくて「リヴェイラ」だと思ってました。お馬鹿でした。

2005年9月6日(火):テイルズオブ

テイルズシリーズ10周年作品「テイルズオブジアビス」の発売日が、ちょうど初代となるSFC版ファンタジアの発売日と同じ10周年記念日に決定したようです。10周年記念に新タイトルを出してさらに盛り上がる、うらやましい限りですね~。今後は3ライン体制でテイルズを量産していくのでしょうか…。

それに比べて我らが(?)アークシリーズは、10周年記念日にあろうことかオンラインを閉鎖するだけというナメたことしかしませんでしたし…。それどころか、10周年を記念するなことは一切ありませんでした。これが勢いの差なのでしょうか…。

しかし、12月15日となると、最近噂になっている某5と思い切りぶつかったりしませんかね。

ちなみに、私ゃまだシンフォニアやってます。序盤は色々な意味でどうなることかと思いましたが、中盤以降はやれることが増えて、テイルズやってるんだなぁと懐かしい気分になっております。ゲーム全体として、ファンタジアを意識しすぎな気がしますが、関連作品ということになるのでしょうか。しっかし長いゲームですな。総プレイ時間がとっくに50時間を突破して、やっと最終ダンジョンっぽい存在が見えてきた感じです。というか、アレも最終ダンジョンじゃなかったりするのかしらん。

みどりすたいる雑記>2005年9月
最終更新:2005年9月29日 制作:ちょこた