ちょっとした必要がありまして、初めてUSBメモリなるものを購入しました。IMATIONのFlash Drive Mini128MB。お値段は2000円ちょっと。もっと安いのもあったのですが、私のWin98ではどうやら使えないようで…。というわけで、選択の基準は値段と回転式キャップにしました。回転式キャップの耐久性も気になるところではありますが…。普段使う用にはMOもあるんで、容量は小さくて十分ということで。それでも知らない内に128MBがローエンドモデルになってるとはねぇ。
小さくて汎用性も高いんで、データの持ち運びぐらいには役立ってくれるでしょうかね。MOがある以上、ほかの用途があるのかどうか怪しいところですが。それにしても、PCの裏にUSBポートがあると何かと不便です。毎回裏に回って接続しなおし…面倒くさい!! しかも、手持ちのUSB対応機器は、このメモリを含めて4つ…。そろそろこのPCダメかしらん。
れもね~どさんにインスパイアされ、各地からの情報提供を元に、試しに「G管」のボットチャット(撤去済み)を置いてみました。すぐに撤去する可能性アリ。G管という言葉を聞いてなんだか分からない方には、おそらく全く関係の無い代物です。もちろん管楽器とは一切関係ありません。細かいカスタマイズはこれからしていく予定。
この週末に激しい勢いでクリアしたポポローグの感想を。
タイトルに「ローグ」という名前が入っていて、しかも自動生成ダンジョンということなので、不思議のダンジョン系ゲームをちょっとイメージしていたのですが全く違いました。普通のRPGのダンジョンの各マップが多少ランダムで形が変わる程度で、マップ同士のつながりなどは固定で、かなり中途半端な印象を受けました。ランダムならではの面白さがほとんどなく、むしろ道が分かりにくくなる効果のほうが大きいような…。一方で、ストーリーの演出なんかはポポロとは思えないほどあっさり風味でした。
マップ制覇、アイテムコレクション、モンスター図鑑作成、キャラクター育成などなど、やりこみ要素は非常に盛りだくさんです。ハマれば何十時間でもプレイできそうな要素が満載なのですが、ダンジョンの形が変わったり、モンスターの配置が変わったりでイマイチはまりきれませんでした。出現率の低いモンスターを探す手がかりもありませんし、倒したモンスターの数によって図鑑がさらに充実するシステムなのに、ストーリーを進めると出なくなる敵も多数いるという。やりこみシステムを導入するのでしたら、期間限定の要素はなるべく排除してほしいものです。
ランダムダンジョン内での敵が非常に避けにくいのにはイライラさせられました。フロアのどこにいようとこちらをひたすら追ってくる敵もいますし、通路で絶対に避けられないような動きをする敵も多く、倒すメリットの小さい敵が多い場所だと嫌になってきます。敵との戦闘を避ける魔法も微妙に使い勝手が悪いですし。
ダンジョンは結構長いものの、基本的なテンポはそこそこ良く、数字を増やしたり空欄を埋めたりするのはなかなか楽しいです。ただ、処理落ちが激しいのと、上で書いたような問題点が多いのとで、ストレスなくハマるというわけにはいきませんでしたが。一部を除いて難易度低すぎますし。目に見える目標がなくなることはまずありませんので、そういうタイプのやりこみが好きな人なら楽しめそうです。
アーク用語集に使っているWordsworthというフリーソフト。現行のVer2系と、XML形式の新しいV3にはデータの互換性がないとのことで、最新版が出たらどうしようと考えていたのですが、Ver2.6に同梱されている「シンプルXML」テンプレートをいじってV3に大体のデータを移行することに成功しました。
後々仕様が変わることが確実なβ版なので役にたたないかもしれませんが、正式版に対応する際に参考になるかもしれないので一応手順を書き残しておきます。なお、項目はデフォルトのままを想定しているので、設定を変更している場合はそのあたりもいじる必要があります。
なお、この方法にはいくつか大きな問題点があります。関連用語を変換していなかったり、全用語の日付が同じになってしまったり(笑)。関連用語は、「<」と「/>」を出力するようにすれば済む話なのですが、XMLの要素名に使えない文字が1つでも入ってしまうとエラーが出てしまうので、あえて外してます。
新しいバージョンのV3が出たらまた考えてみます。V3からVer.2への変換は、XSLでカンマ区切りのCSVを作るようにしたら実現できる…かもしれません。
色々購入した安いゲームの感想とか。って、いつの間にこんなにプレイしたんだよ自分…。
700円だったので衝動買いしました。原点回帰を強調しているのですが、どちらかというと狙いすぎというか単なる懐古趣味というか、そんな印象でした。昔っぽい面白さとかではなく、昔を思わせるシーンや単語などをたくさん使っているだけとしか思えません。ちょっと雰囲気の戻った音楽は割といいんですけどね。バトルのあのイントロは狙いすぎですが。
とにかくこのゲーム、プレイしていてイライラすることが多かったです。PS1としては最高クラスのグラフィックと引き換えなのか、戦闘突入だけで10秒以上も待たされますし、戦闘自体もやたら展開が遅く、状態変化がやたらうるさくてうんざりです。デスペル・エスナ・万能薬それぞれ回復対象が違うので、状態変化を食らうたびに回復手段を説明書で調べないとやってられませんし…。それでいてエンカウント率も高めで、謎解きをしている時なんかはイライラしっぱなしでした。しかも画面端にシンボルの無いアイテムがよく落ちていて、その探索でさらに戦闘回数が増やされるので、かなり意地悪な感じがしました。ついでに、全然成功しない「ぬすむ」は8のドローよりも苦痛です。セーブしたいところでセーブできない作りになってますし。
アイテムからちまちまとアビリティを引き出していくシステムは割と好きなのですが、入れる時期が限定されている場所や、売っている時期が短いアイテムがやたらに多く、それらをきちんと集めていないとアビリティを覚えることさえできないのは辛いです。たくさん覚えても、やたら便利なアビリティと、状態変化防御をつけると他に選択の余地があまりないのも残念です。
育成や広い世界の探索はなかなか面白いのに、ストレスの溜まる要素が多すぎて今ひとつ満足できませんでした。後半になるとストーリーがやたら急展開の連続で、置いてきぼりを食いますし。原点回帰というのであれば、表面だけ昔のを真似るのではなく、ゲームのテンポなんかにもこだわって欲しいものです。ゲーム自体つまらなくはないので惜しいところです。
スワン用RPGで、バージョン違いが2本出ています。各400円程度だったので両方試してみました。終盤の展開は2本共通で、通信ケーブルがあるとパーティの合流ができる上、PSソフトの「SDガンダム英雄伝 大決戦!!騎士VS武者」と、ワンダーウェーブ&ポケステを介して一部アイテムの通信も可能となっています。
私は今までに何十本とRPGをプレイしてきましたが、これほどまでにインタフェースのひどいRPGは冗談抜きで初めてです。アイテムを選ぶにも、一覧表示が無いために1枚ずつページをめくらなくてはならなかったり、新しい技を覚えたりアイテムを購入したりするときに、新しいものの性能を一切確認できなかったり、戦闘中に敵のHPも確認できるのにダメージ表示がなかったり、メンバー入れ替え画面でガンダムの絵以外の情報が表示されなかったり、挙げていけばきりがありません。しかも、入手アイテムや敵の情報を確認するアルバムなんてモードがあるのに、コンプリートまであとどれぐらいなのかも確認できません。一体何がしたかったのか。これだけでやる気をなくすには十分でしょう。
しかし、その一方でシステムはなかなか魅力的な部分があります。ロマサガ1のように武器を使い込むと新しい技を覚えるシステムで、装備を変更しても技が残ります。そしてこのゲームでは属性の効果が大きく、しかもほぼ全ての技に属性が付加されているため、強い技を覚えても属性が偏っている武器よりも、中程度の威力でも属性が揃っているほうが使い勝手が良かったりして、武器の選択と育成がなかなか面白いのです。初期装備の武器でも、属性の合った威力の高い技を使えば最終ダンジョンの敵でも一撃という自由度はたまりません。
ただ、そのシステムにもやはり欠点はありまして…。武器一本につき技を3種類しか覚えられず、4つ目以降を覚えると封印しなくてはなりません。それはそれで技選びの面白さもあるのですが、新しく覚えた技の性能が全く確認できないのが痛いところです。しかも新しい技を覚えないためには、古い技の封印をキャンセルしなくてはならないという分かりにくさ…。インタフェースでどれだけ魅力を削いでいることやら。
ストーリーやグラフィック、音楽なんかはお世辞にもハイレベルとは言えませんし、ゲーム同士の連携やパスワード入力によるアイテム入手なんかをすると、途端にゲームバランスも崩壊してしまいます。磨けば光るだろう部分はあるのですが、これはやはりバンダイのキャラゲーでした。
スワン版との連携が可能だということで、毒を食らわば皿までの精神で買ってしまいました。1280円の半額。スワン版はRPGなのに、こっちは格闘風アクションです。
一人でプレイするならシナリオモードということになるのですが、ほとんどのキャラの展開が同じなので飽きがきます。バトル自体も単純ですし、動きのパターン自体は装備で決まるので、キャラごとの個性も基本的にはありません。キャラごとの装備も、わざわざ別にしてあるだけで性能は同じようなものしかありませんし。とは言え、基本スピードの高いキャラが圧倒的に強いのも事実ですが…。
ただ、アクションが苦手でも遊べるような配慮はしっかりされています。コンティニューは無制限ですし、使いやすい武器を装備すれば誰が相手でも何とか勝てます。バンダイのキャラゲーにしては、操作のレスポンスも良いように思えます。
全体的に遊べる要素が少なく、単なる作業となるアイテム集めと全キャラクリアを済ませてしまうとやることがありません。難易度調整とか遊べる仕掛けもありませんし、スワン版との連携も特にたいしたことはありません。見た目の割に中身がやたら薄いゲームでした。特に書くほどのこともありません。
このゲーム、スワンの名作という話を聞いていたので、2480円とちょっと高かったのですが買ってみました。タイトルとか見た目とかがちょっとオタクっぽくて、正直手を出しにくい雰囲気でしたが、実際にやってみたらこれが案外面白いんです。
何より携帯機用にシンプルに作られた操作体系が遊びやすいです。マップは1画面単位で構成されていて、移動も探索もボタン一つ。これでちゃんとRPGになっているのだから大したものです。戦闘に持ち込める装備やアイテムの数が全部で4つに制限されているのも、ゲームとしての面白さを高めています。敵の情報の大部分が戦闘前にわかるのでそれに対応しつつ、そして武器を使い込んでキャラを育てつつ、なおかつ好評価を得られるように考えるのが楽しいです。そして戦術が上手くはまった時の快感といったらたまりません。練習バトルでの育成や、コンティニューなんかもあって、初心者への配慮がしっかりなされているのも好印象です。
ただ、ストーリーと一部のバランスが良くないのが気になりました。ストーリーは指示された通りに悪者を倒すお使い系で別に先が気にならないレベルでした。ステージ4の難易度は高いのに、ステージ5の難易度は低かったり、リズムに合わせてキー入力などといったアクショントリガーがちょっと難しすぎたりといったあたりが気になるところです。一部の入手アイテムがランダムだったり、戦闘で最高評価が取れないとどんどんきつくなったりといったあたりも、もう少し何とかならなかったのかとは思います。
とはいえ、綺麗でよく動く2Dグラフィックといい、スワン内臓スピーカーでも耳に残るいいBGMといい、カットインや派手な攻撃エフェクトで携帯機ならではのかっこよさが出ている演出といい、これぞ携帯機向けRPGといってもいいでしょう。すでに空いた時間でちまちまと2周目をプレイしております。GBA版も出ているので、一度試してみてほしいゲームです。
2月に980円の3割引で購入したのですが、少しプレイしてからは何となく積んだままになっていて、最近やっとクリアしました。何とも90年代後半のアニメという雰囲気がプンプンしました。
とにかく、これほどスケールが大きく謎に満ちたストーリーは、今までのRPGの中でも初めてでした。某アニメとかの影響を受けまくりとか言われていますが、私はそういうのを全然見たことがないので素直に楽しめました。話の先が気になる展開なんてのは、かなり久々の感触でした。語り草となっているDISC2のアレはむしろ笑ってしまいましたが、ストーリーを楽しむ上ではあのぐらいのテンポのほうがテンションを保てていいのかもしれません。
しかしそんな重厚なストーリーとは裏腹に、RPG部分が薄すぎます。とにかく戦闘で取れる行動が少なく単調で、戦闘するのが嫌になってきます。特にギアでの戦闘は緊張感ばかりは高いのに、取れる行動がやたら少なかったり、運が大きく絡んだり、戦う相手を知らないのに事前にしかセットアップできなかったりと、ぜんぜん面白くありませんでした。むしろ戦闘がストーリーを見ることを妨げる障壁とさえ感じました。ボス戦なんかで負けると、長い長いイベントを見直さなくてはいけないので二重にストレスがたまりますし…。
マップの見づらさにも参りました。完全3Dでカメラがやたら近く、それでいてジャンプを繰り返してぐるぐる移動するようなエリアが多く、やたらと迷わされます。ジャンプの失敗で最初からというところも多く、戦闘と同様に探索までもがストーリーを進める障壁となっているだけでした。欲しいところになかなかセーブポイントがないのも辛いところです。
結局のところ、このゲームは無理にRPGにしなくてもよかったのではないでしょうか。RPG部分が完全に蛇足にも思えますし、終盤の一部RPGであることを放棄したような展開でも十分にストーリーは語れていますし。SFとかロボットとか難解なのが好きな人なら、ストーリーを十分楽しめるのではないでしょうか。RPGとしてはあんまり面白くないですが。