注意！このテクニックを使用するとゲームバランスが崩れる恐れがあります！
実際に鍛冶屋システムを利用して、強力なアイテムを作ってみましょう。
今回例にあげるのは、最もスタンダードな剣「ソード」。購入したばっかりの時は「LV 1/12 ATT 4/9」とかなり弱い武器です。これを鍛冶屋を駆使して、終盤でも使えるアイテムに仕立て上げてみましょう。
材料となる購入したままの状態のソード1本、お金が最低でも10400G、そして上手く行かなかったら何度でも繰り返す根気が必要です。
別売りのモンスターゲームには「ロード」機能があるので、かかる時間を大幅に短縮することが可能です。
鍛冶屋システムを参考にして、鍛冶屋のコマンドを全部利用可能にしておき、鍛冶屋に最も近いセーブポイントでセーブします。
とりあえず最初はブラキアの鍛冶屋（師匠）。まず1回「攻撃力／防御力を上げる」で鍛えると、「ソード+1 LV 1/12 ATT 5/11」と、攻撃力が1上昇しているはずです。
ここで注目するのがソード+1の状態。もう一度「攻撃力／防御力を上げる」選択してみてください。「攻撃力／防御力を上げる」をもう一度できる状態なら、ソードの色が変わらずに残っています。できない状態になってしまったら、暗い色になってしまいます。もう一度できる状態で残ったならば、一度セーブに戻ります。もうできない状態になってしまったら、残念ですがリセット（orロード）してください。
強化可能ならセーブ、強化不可能ならやり直しということを、名前がソードSSになるまで繰り返します。「ソード+2 LV 1/12 ATT 6/14」、「ソード+3 LV 1/12 ATT 7/16」というように強くなっていき、最終的には「ソードSS LV 1/12 ATT 14/33」となります。
これで、元々攻撃力が9しかなかったソードが、攻撃力33まで強くなりました。ですがまだ終わりではありません。ソードSSになっても、まだセーブしないでください。出来上がったソードSSを持って、今度はプロディアスの鍛冶屋へ行きます。まだセーブしてはいけません。
今度は「最大レベルを上げる」を選びます。ここで最大レベルを上げられるようなら、OKです。上げる前にセーブしましょう。最大レベルを上げられないなら、ロードしてやり直してください。またブラキアの時と同じ要領で、最大レベルを15まで上げます。
これでアイテム強化は一応完了です。「ソードSS LV 1/15 ATT 14/38」という強力なアイテムができました。なんと攻撃力は購入直後のエッジに匹敵。単なるソードがここまで強くなりました。
あとはレベルを上げるなり、特殊効果をつけるなどしてください。一応、「敏捷度低下を与える」「ジャンプレベル低下を与える」の2つの特殊効果を発生させることができます。また、専用装備化すれば、攻撃力は41に増えます。
なお、この作業にはかなりの時間がかかります（モンスターゲーム使用時でも30分以上、アイテムによって違うかも）。また、アイテムの価格によっては、かなりの所持金も必要になります（全部で30万ぐらいかかることも）。
ここでは、改造の限界がわかりやすい「+1」などとつくアイテムを利用しましたが、実際には「+1」などとつかないアイテムのほうが多いです。このようなアイテムでも、「最大レベルを上げる」が可能かどうかで上限を判定することができます。先に「攻撃力／防御力を上げる」を実行し、表示が暗くなったら「最大レベルを上げる」をチェックし、可能ならそこが改造の限界です。不可能なら失敗です。
ただし、この方法は「最大レベルを上げる」が可能なアイテムにしか通用せず、不可能なアイテムの限界を調べるには、充分と思える回数の試行を繰り返して、これ以上はどうやっても上がらなさそうだという判断をするしかありません。
なお、限界まで改造したアイテムの攻撃力や防御力は、アイテムデータベースに掲載しています（まだ未完成ですが）。
攻撃力や防御力（以後「ATT」と表記）はLVが1上昇するごとに、LV1時のATTの1/8ずつ増加します。上記のソードSS（LV1時のATT14）の場合だと、1LV上昇するたびに14/8=1.75ポイント上昇します。実際には小数点以下は切り捨てられるので、上昇量は1・2・2・2・1・2・2・2…という周期になります。式にするなら…
LV1時のATT×(1＋（求めたいLV－1）÷8）＝求めたいLV時のATT
となります。これを利用すれば、たとえば「+1」などとつくアイテムをLV15かつSSまで鍛えた時の攻撃力を計算することも可能です。この場合は、まず改造前武器のLV1時のATTを求め、そのLV1時のATTに10を足したものを基準にLV15のATTを求めるだけです。