ケムコ一覧

レグナタクティカ購入

lt-01

ケムコのAndroid用新作シミュレーションRPG「レグナタクティカ」を購入してみました。開発は幻想クロニクルなどのヒットポイント。ヒットポイントのゲームは現状1本積んでいるので買うかどうか迷ったのですが、先着2000名に限り500円ってセールをやっていたものでつい。さらにそのセールがなかなか終わらないからちょっと不憫になったというのもあったり…。ヒットポイントのゲームって結構好きなんですけど、どれもな~んか売れてないように見える…。

lt-02

システムは割とオーソドックスなSRPGですね。こういうゲームは今時結構珍しくなってきていますし、好きな人もいるのでは。世界観はRPG寄りかな。陰のありそうな親友やら姉的ポジションのキャラなんかがいて、選択肢でストーリーが変化するなど基本は抑えてますね。ヒットポイントらしいところは敵を倒すなどの依頼をクリアする要素でのお金稼ぎなんかがありました。

ボリュームがどれほどのものかも分かりませんが、チマチマと進めていく予定です。


エンドオブアスピレイション

ケムコから久々にリリースされたPSP用のRPG「エンドオブアスピレイション」をクリアしました。携帯・スマホアプリからの移植もの。こういうB級感あふれる古臭いRPGって好きなんですよね。ケムコのPSPソフトは幻想クロニクルで参入して以降1年以上出ておらず、もう撤退したものだと思っていたのですが、ここにきて突然出てきたので早速プレイしてみました。今さらPSP、今さらVita非対応、値段は予想より高い800円と、最初からやる気があるのか微妙なのが気になりましたが…。

なんというか全体的に中身の薄いゲームという印象でした。プレイ時間は寄り道しつつでも6時間程度。長ければいいというものでもありませんが、面白さが凝縮されているというわけでもなく、非常にアッサリ終わってしまいました。ストーリーも登場人物がやたら少ない上に掘り下げも浅く、世界観の説明もロクにされないのでイマイチでした。難易度が極端に低く、ザコ敵から受けるダメージが0なんてのはいつものことで、ただオートにして戦闘が終わるのを待つ局面が多すぎでした。

特技や魔法に相当する「スキル」を自由に付け替えできるシステムが入ってはいますが、習得できるスキル数を増やすのは追加課金ですし、そもそも無駄にスキル数が水増しされていて、特に面白さにはつながっていませんでした。敵の能力を調べるスキルだけで6種類ぐらいとか意味あるのか…。

なぜこのタイミングで、この微妙なゲームをPSPで発売したのか、正直よく分かりません。同じWorldWideSoftware作品なら、シンフォニーオブエタニティとかのほうが余程面白かったですし。WWS作品で初めて追加課金に対応したゲームだった…って程度なんでしょうか。携帯での暇つぶしには丁度いいのかもしれませんけど、PSP向けの作りじゃないですね。800円にしては期待はずれでした。ケムコにはまだまだたくさんゲームがありますから、次に期待しましょう。


幻想クロニクルクリア

先日記事にしたPSPの600円RPG「幻想クロニクル」をクリアしました。裏ボス的な敵を倒すまでプレイして、プレイ時間は30時間弱と結構遊べました。携帯アプリのRPGというとベタベタでヌルいイメージがありましたが、このゲームは強敵に対して装備の強化やレベル上げなどしっかりと対策をして進めるのがメインという、意外とゲームらしいゲームに仕上がっていました。ケムコがあえてこのタイトルをPSP参入第一弾に持ってきたのも、プレイして何となく分かった気がします。ちょっと突き放した大味なバランスやドット絵のグラフィック、やや古臭い音楽などスーファミ時代のRPGを思わせるものがあり、思っていたより楽しめました。

値段相当にチープなところも目立ちました。演出面のチープさはちょっと残念なレベルです。せっかくのドット絵キャラがいるのに、イベントのほとんどは冗長なメッセージと謎の効果音だけで進むので中身がイマイチ伝わってこない部分もありました。メニュー等は割と適当に作ったアプリ版を、そのままワイド画面に移植しましたという感じでやけに使いにくいです。屋内などから外に出た際にブラインド演出で画面を真っ白にし、その後真っ黒の画面でロードし、さらに真っ白な画面からブラインドで元に戻すという訳の分からない演出により目がやたらと疲れます。これ点滅も同然です。スクロールもガタガタ。ゲーム内課金システムが入っているのですが、それを簡単に実現するためなのか、セーブデータを他の本体で使えないというのも不便です。PSP→Vitaと移動させてみたかったのに、それもできません。移植のコストを削れるところまで削った結果なのかな、と思わされます。

値段の割にはかなり楽しめたのは確かです。このゲームが気になるっていう趣味の人なら試しにプレイしてみても損はないでしょう。今後もケムコは低価格RPGをPSPなどに出してほしいです。値段的に高望みはしませんが、もうちょっとだけゲーム機向けに調整してもらえれば…。


幻想クロニクル

PSNで今日から配信されているPSP用RPG「幻想クロニクル」を買ってみましたよ。お値段600円で容量は42MBとお手軽です。これも冒険酒場のように携帯アプリからスマホアプリを経て移植されたものです。携帯アプリで大量のB級RPGをリリースしているケムコのゲームで、個人的にこのB級感が好きなものだからたまに買っちゃうんですよね。低価格のDL専用RPGに妙なロマンを感じます。今となってはこういうドット絵でベタベタなRPGってコンシューマではなかなかありませんから。

ちなみにAndroid携帯で同じヒットポイント社のマシンナイトというのをプレイしたことがありますが、同じエンジンを使ってるようであちこち似てます。案外よく動くドット絵や、依頼・装備育成あたりのシステムは全く同じといってもいいぐらい。すごく大味なバランスなんかも似通ってます。画質がなんだかザラザラしてるのが最初ちょっと気になったかな。効果音がおそらく携帯時代と同じなのは残念です。メニューなんかも携帯時代のものを無理やり拡張したみたいで、とても使いやすいとは言えない代物ですね。あとはまあベタベタなRPGで普通に楽しめてます。

しかしケムコのPSP参入第一弾がなんでこの地味なタイトルなんでしょう…。携帯からの移植が珍しかった冒険酒場や、インパクトのある「俺に働けって言われても」あたりがちょっと話題になってましたが、このゲーム全く目立ってませんよね。ぶっちゃけオーラないし。Storeで十数件評価が入っててこっちが安心しちゃいましたよ。Androidだとまさかの基本無料で出ているマシンナイトはDL数が相当あった模様ですし、何らかのインパクトがあってもよかったんじゃないのかな。後発のiOS版が有料になったあたり、色々とアレだったのかもしれませんが…。ケムコはWiiウェアに参入しても最初の2作で終わっちゃったし、コンテンツ不足のVitaですらほとんど目立つことがなかったような。コンテンツの数は凄いものを持っているんだし、こういうB級ゲームたちがコンシューマ機で大活躍するのを見てみたいです。Android、それもうちのレグザフォンじゃゲームやるのきつくて。


スマホでRPG

最近はテレビで野球を見ながらみたいなちょっとした時間でスマホのRPGをやったりしてます。携帯アプリからの移植ものが増えてきて、コンシューマ機ではなかなか味わえないB級の雰囲気が手軽に遊べるようになってきました。物理ボタンに比べると操作はしづらいし、うちのレグザフォン(T-01C)じゃ電池やスペックがキツかったりはしますが。

ケムコの「マシンナイト(公式サイト)」はケムコのAndroidアプリにしては珍しい無料+ゲーム内アイテム課金というシステムで、ちょっと見てみるぐらいの気持ちでインストールしてみましたが、これが意外にもしっかりした作りでした。グラフィックや音楽が昔ながらの懐かしい雰囲気でアプリにしては高品質で、ゲームバランスやボリュームもそこそこでした。課金で強力なアイテムや追加ダンジョンを購入できる仕組みもありますが、無くても全然問題ないほどの本編の充実ぶり。むしろゲーム中には課金しろって空気も全然なく、逆に心配になるレベルでした。ストーリーや無駄に広いダンジョンはちょっと微妙ですが、無料でこれだけ楽しめれば十分満足できる出来でした。

menueの「トリニティ・クレスト」は通常630円のところが99円のセールをやっていたので買ってみました。スマホ向けにリニューアルされたグラフィックは静止画として見れば割と綺麗ですし、イベントグラフィックもあったりして頑張ってます。主人公や相棒のデザインもRPGではあまり見ない感じで独特です。ただ、ゲーム自体があまりにも単調でした。なんの工夫のしようもないシステムに、調整を放棄したんじゃないかというレベルのバランス、広すぎるダンジョンの高すぎるエンカウント率、それでいてエンディングまで5時間もかからないボリュームの無さ。これは通常価格で買ってたら怒ってたかもしれません…。

もしかすると私にとってのアプリの最大の魅力は、ネットでは情報があまり得られない未知の領域だということかもしれません。また気が向いたらなんか手を出してみます。