2021年の終わり

ごあいさつ

お久しぶりです。早いもので2021年ももう終わろうとしています。今年も色々ありました…。今年はWebサイト開設20周年という節目を迎えましたが、特に何の企画もしませんでしたね! これが、みどりすたいるらしさ。

10年以上にわたって時が止まったような当サイト。アークザラッドRのサービスが終了し、旧作を振り返る手がかりとしての役割を終えた感がありますが、当面は余力がある限り維持していきたいと考えてます。たまに古いゲームの情報を追っていて「昔ながらのホームページ」を見つけると、「残しておいてくれてありがとう」という気持ちになることがありますし。

2021年遊んだゲーム

それでは自分用メモを兼ねて、今年も例年通りプレイしたゲームを振り返ってみることにします。

  1. アークザラッドR (Android)
  2. デジボク地球防衛軍 (PS4)
  3. Among Us (Switch)
  4. Red Dead Online (PS4)
  5. Fit Boxing 2 (Switch)
  6. G-MODEアーカイブス28 セパスチャンネル (Switch)
  7. G-MODEアーカイブス32 魔王カムパニー (Switch)
  8. G-MODEアーカイブス+ 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.1「仮面幻想殺人事件」(Switch)
  9. モンスターハンターストーリーズ (3DS)
  10. 初音ミク Project DIVA Future Tone DX (PS4)
  11. コーヒートーク (PS4)
  12. サガフロンティア リマスター (PS4)
  13. FF7リメイク エピソードインターミッション (PS5)
  14. カリギュラ2 (PS4)
  15. 那由多の軌跡:改 (PS4)
  16. Hades (Switch)
  17. G-MODEアーカイブス35 マジカルファンタジスタ2 (Switch)
  18. ニーアオートマタ (PS4)
  19. 超獣ギガ大戦 (PS4)
  20. ルートレター (PS4)
  21. Cytus α (Switch)
  22. G-MODEアーカイブス38 mystia2 (Switch)
  23. テイルズオブアライズ (PS5)
  24. Castlevania Advance Collection (Switch)
    • 悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon
    • キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲
    • キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲
  25. G-MODEアーカイブス39 フライハイトクラウディア4 (Switch)
  26. ケムコRPGセレクションVol.7 (PS4)
    • 彩色のカルテット
    • アスディバインクロス
  27. よるのないくに (PS4)
  28. ストライダー飛竜 (PS4)
  29. The Sexy Brutale (PS4)
  30. ラチェット&クランク THE GAME (PS4)
  31. ElecHead (PC)

短めのゲームを選んでプレイしていたこともあって本数は多くなりました。昔はボリューム満点のゲームが大好物だったのに、最近はコンパクトなゲームが丁度いいと感じるようになってきました。歳かのう。続きで一部のタイトルを簡単に振り返ってみましょう。全部は物量的にしんどいからやめます。

アークザラッドR

ついにサービスが終了してしまいました。昨年末あたりからイベントが復刻だらけになり、ストーリーが急に駆け足になり、ガチャが大盤振る舞いになり、やっぱりか……と。運営型ゲームはいつか必ず終わるものですが、せめてストーリーは区切りのいいところまで見たかったです。結局スマホRPGってジャンルは最後まで馴染めなかったのですが、熱心なファンの方々がたくさんいたことを考えると、この形は正解だったんだと思います。

デジボク地球防衛軍

カクカクしたグラフィック表現の地球防衛軍。ナンバリング作品より見た目も内容もかなりカジュアルになっています。いい意味でゆるいゲームになっていて、敵の大群を削っていく爽快感を手軽に味わうことができました。オートエイムは本当に助かります。パンダ・コアラ・ベア・その他1名のどうぶつチームで破壊の限りを尽くす(つもりが機動力が絶望的に足りない)遊びなんかもできるのはいいですね。最高難易度やDLCには手を出していないのでそっちはわかりません。

Among Us

一世を風靡した人狼系ゲーム。多い時で9人かつボイチャありという素敵な環境で遊ばせてもらったのは本当にありがたい出来事でした。モバイルでもPCでもゲーム機でも、環境を問わず気軽にオンラインができるってのは本当に便利なものですね。ゲーム自体も終始スリリングですし、早めに脱落しても観戦者として楽しめるのが良かったです。ただ小心者の私にはスリリングすぎて脳と心臓への負担が大きく、長くは続けられなかったのが心残りです。

Red Dead Online

西部劇オープンワールド「Red Dead Redemption 2」のオンラインモードです。オンラインだけのバージョンが安かったので主にフレンドとプレイしていました。恐ろしくリアルなグラフィックで描かれた世界で、ストーリーミッション、着せ替え、素材集め、NPCとの戦闘、PK、ハードな対人戦まで何でもありな自由度の高さがすごいゲームです。自由すぎて色々と大味な部分があるのはご愛敬。今後もぼちぼち続けていきそうな予感です。

Fit Boxing 2

最近はやっているらしいボクシングエクササイズゲーム。音ゲーをやりたい欲が高まってきたところで運動不足を解消したくなったので買ってみました。運動能力低め、モチベーション低め、テンション低め、継続力低めという私が相手でも、ゲーム内のインストラクターは嫌な顔ひとつせずに付き合ってくれるのがありがたいですね。人間じゃこうはなるまい。毎日でなくても下手なりに続けていきたいと思っています。

G-MODEアーカイブス

RPGを中心に何本かプレイしました。名前だけは聞いたことがあったけどプレイする機会がないままだったタイトルがSwitchで手軽に遊べるように復刻されるのはありがたいことです。昔のケータイの決して高くはないスペックの中で個性を出す工夫を感じられますし、複数本遊ぶとケータイのスペックが向上していく歴史を感じることができます。今後もちまちま買っていきたいと思っています。次は先日発表された「カムラ」かな。名前はどこかで見たことがあったような…。

初音ミク Project DIVA Future Tone DX

初音ミクの音ゲー。アーケードからの移植らしいです。なんか音ゲーがやりたいと思っていたタイミングで値下げされたので購入しました。ボカロ曲は一部の超有名曲ぐらいしか知らない、Project DIVAもやったことがないところからのスタートでしたが、予想をはるかに上回るほどにハマってしまいました。完全な初心者だったのが、難易度HARDを全曲パーフェクト達成するほどには遊びまくりました。さすがに難易度EXTREME以降の☆9.5以上はクリアすらできない曲が大半ですが、それでも楽しいです。

購入時約4000円(セール中なら約3000円)なのに、4分前後の曲が238曲というすさまじいボリュームは圧巻です。なんならセレクト画面でプレビューを聞いているだけでも楽しめるぐらいです。有料DLCを入れると雰囲気の違った新しめの曲が増えて、一気にカラフルな印象になるのでオススメです。今まであまり興味のなかったボカロの世界や歴史に触れることもでき、本当に良い買い物でした。

サガフロンティア リマスター

PS1の名作RPGの復刻版。原作は全キャラクリアして2種類の攻略本も買うぐらいハマったものです。復刻にあたって原作ではボツになった8人目の主人公の追加や、強くてニューゲームなどの機能が追加されています。動作は軽快でグラフィックは適度に強化されていて、こんな復刻が欲しいという理想が現実になった素晴らしい作品でした。

理想を現実にした結果、原作の要素はほぼ全て含まれているのにも関わらず、ゲームの体験が大きく変化したのが印象的でした。原作では短時間でパーティーを育成し、クリアしたら解散、次はより効率良くパーティーを育成できるようになる流れのゲームでした。復刻版では周回を重ねて強いデータを作り上げるゲームになっています。これはこれで新鮮でした。追加要素をオフにもできるので原作ファンも安心です。

ちなみにPS5で遊ぶ場合、〇ボタンと×ボタンの操作が原作とは逆になります。すぐ慣れるのは確かなのですが、例えPS1タイトルの復刻であっても決定は絶対に×ボタン、キーコンフィグでの変更すら絶対に許可しないというSIEの方針がよく分かりますね。

カリギュラ2

現代病理をテーマとしたストーリーや、ボカロPの曲が特徴のRPG第2段。テーマや曲が非常に現代的なものになっており、ほかのRPGにはない独特の体験ができました。まず前作と比べると人の心の闇が深すぎず共感しやすいのが良いです。登場人物たちは敵も味方も今時の面倒くさい闇を抱えているものの、そんな人たちがお互いに寛容な空気が流れているのが、一味違った現代的な表現って感じで本当に良かったです。グラフィックなどちょっと残念な部分はありますが、そんなものは些細なことだと思えるほど心に刺さる作品でした。

那由多の軌跡:改

PSPの良作アクションRPGの復刻版。本家の軌跡シリーズは長すぎて最近追えていないのですが、この作品は割とコンパクトで、しかも単体で完結しているので久々にプレイしてみました。元がPSPのタイトルなので視界が狭いなど古臭い部分があるものの、起動やロード時間が極めて速く、60FPSの滑らかな動きもあって非常に快適にプレイできました。最近のアップデートでテクスチャが高解像度化され、グラフィックがなかなか良くなりました。

ちなみにPS5で遊ぶ場合、〇ボタンと×ボタンの操作が一部原作とは逆になります。すぐ慣れるのは確かなのですが、例えPSPタイトルの復刻であっても決定は絶対に×ボタン、キーコンフィグでの変更すら絶対に許可しないというSIEの方針がよく分かりますね。

Hades

去年インディーゲーム界隈で評判のよかったローグライクアクション。Switchで日本語版が出たのを機にプレイしてみました。死んだら最初からやり直しという緊張感の中で、ランダムで出てくる強化スキルを組み合わせ、うまくいけば相乗効果でものすごい強さを得られるのがたまりません。操作感が良くてストレスが少ないですし、1周は長くても1時間程度と手軽なので中毒性があります。Switchの携帯モードとの相性も抜群。死んでもストーリーが進んでいく仕掛けも面白いです。

ニーアオートマタ

サブスクサービスのPS Nowが1か月100円キャンペーンをやっていたのでこれをメインにプレイしました。噂には聞いていましたが想像以上に壮絶なお話で…。アクションは見た目はものすごく難しそうなのに、何となく操作しているだけでも簡単にカッコよく敵の攻撃を避けつつ、華麗に敵の群れを倒せるのが面白いです。まるでアクションが上達したような感覚を味わえました。1か月という制限時間に追われてはいましたが、これを100円で遊べてしまって本当に良かったのでしょうか。

テイルズオブアライズ

久しぶりの家庭用テイルズシリーズ最新作。発売前の情報からは全体的にダークなデザインで、フィールドのスケールが大きく、キャラの等身が高く、ヒロインの目が光るなど、どちらかというと海外向けに作られているような印象を抱いていました。実際に遊んでみると、序盤こそ旧作から変わってしまった部分が目立ったのですが、中盤以降はまさに王道の国産大作RPGに仕上がっていました。最近の国産RPGにありがちなチープさをまるで感じさせないのがすごい。しかし今の時代、これだけ大規模で海外ユーザーを意識したものを作らないと大作RPGは出せないのか…。

Castlevania Advance Collection

GBAで出ていた悪魔城ドラキュラ(=キャッスルヴァニア)シリーズ3部作のセット移植(+α)版。GBA版は気になっていたのにプレイする機会を逃していたんですよね。それぞれ似たようなゲームかと思いきやどれも違った個性があり、しかもボリュームが大きすぎないのもあって「Circle of the Moon」「白夜の協奏曲」「暁月の円舞曲」と一気にプレイできました。Switch版ですが携帯モードでもTVモードでも画面が綺麗ですし、追加要素はかゆい所に手が届く絶妙なもので、今の時代でも遊びやすい良移植でした。いつかDS版のコレクションも出してほしいですね。

ケムコRPGセレクションVol.7

4Gamerの懸賞に応募してみたら抽選で当たってしまってビックリ。ケムコ&エグゼクリエイトのRPGが4本も入ったパッケージです。せっかく当たったのだから全作品遊ぶしかないでしょう。今のところ収録されている中では最新の「彩色のカルテット」と一番古い「アスディバインクロス」をクリア済みです。最近ケムコのRPGはあまり追えていなかったのですが、久しぶりに遊んでも変わらない安心感みたいなものがあります。

「彩色のカルテット」は昔のエグゼクリエイト作品のイメージと違って動きが滑らかになっているほか、音質もかなり改善されていて、地味ながらも進化しているのを感じられました。「アスディバインクロス」は3DS版が積みっ放しになっていたので、改めてクリアするいい機会になりました。これ本当に元がケータイのアプリだったのか?と思えるほどのボリュームでした。エグゼクリエイトのRPGは作風の近いゲームが多くて一気に遊ぶと胃もたれしちゃうので、残り2本はまた時間をおいてプレイしようと思います。

ElecHead

インディーゲーム界隈で面白いと評判の電気アクションパズルゲーム。触れた物体に電気が流れる特性を持った主人公を操作し、ジャンプと頭投げを駆使してステージを攻略していくという流れのゲームです。操作はシンプルながら多彩な謎解きが揃っていて、しかも面白さが短時間に凝縮されている濃密なゲームでした。謎はなかなか一発では解けないものの、ちょっと試行錯誤すると解けるようになる絶妙なバランス。全編を通して、いい意味で作者の掌の上で踊らされていた感じでした。

最後に

この他にもPCエンジンミニを買ったり、1か月だけ加入したPS Nowであれこれ遊んだりしていました。Nowに入っていた「Slay the Spire」は面白いのですが、時間を無限に吸われそうだったので切り上げたとか。ゲームのサブスクは時間的に使いこなすのが難しいですが、単体ではまず買わないタイトルや普段遊ばないタイトルも手軽に試せるのは魅力的ですね。いずれはXboxでも買ってGame Passを試してみたいです。

来年気になっているゲームは何といってもFF16です。来年中に出るのかどうかはわかりませんが、PS5を最大限に活用したRPGを見せてくれることを期待しています。その頃には日本でもPS5が普及してくれるといいのですが。あとはスターオーシャン6やドラクエXオフラインあたりでしょうか。地球防衛軍6が出たらやると思います。

無料で配信されたものも含めた大量の積みゲーも少しずつ遊んでいきたいですね。特にVitaやPS3あたりはいつまで本体が持つか、いつネットワークサービスが終了されるかも分からない状態ですし、心残りが無いようにしておきたいです。せっかく買ったスーファミ、メガドライブ、PCエンジンのミニももっと遊びたいし、気になる旧作だって山ほどあります。修行に終わりはない。

今年は心身ともにトラブルを抱えて大変な一年でしたが、そんな中でゲームは癒しとして大活躍してくれました。来年は色々整えて、ゲームをもっと楽しめる状態を作っていきたいものです。

それでは、来年もいいゲームに出会えますように。