WWS一覧

黄金の魔王モンスターフレンズの感想 – サックサクな基本無料RPG

ougon-04

ケムコのAndroid用基本無料RPG「黄金の魔王 モンスターフレンズ(公式サイト)」の感想など。ケムコは今まで課金要素はあるものの昔ながらのRPGをリリースしてきました。ですがここにきて時代の流れなのか初めてスタミナ制、ガチャあり、ステージクリア型という今時の基本無料ゲームが出ました。ドット絵を多用したグラフィックや、オフラインでも最後まで遊べるという仕組みが特徴的です。開発はワールドワイドソフトウェア。

昔ながらのRPGの楽しさとスマホゲーの手軽さの融合を目指した作品ということでしたし、ケムコなら普通のスマホゲーとは違うかもという期待もあり、とりあえずやってみることにしました。配信初日からプレイし、無課金で本編のラスボスまではクリアしました。一応お約束の招待コードは wraJltZ8KT です。

続きを読む» 黄金の魔王モンスターフレンズの感想 – サックサクな基本無料RPG


シンフォニーオブオリジンの感想 – スマホオリジナルの実験作

soo-01

ケムコのAndroid用RPG「シンフォニーオブオリジン(公式サイト)」の感想など。ガラケーアプリを多く移植してきたケムコが初めてリリースしたスマホオリジナルのタイトルです。まだRPGがほとんど無かったころにAndroidに移植されてヒットした「シンフォニーオブエタニティ」の世界観を引き継いでおり、ロボットのような「ゴーレム」や様々な種族が登場します。開発はワールドワイドソフトウェア。以前に半額セールをやっていた時に購入しました。

続きを読む» シンフォニーオブオリジンの感想 – スマホオリジナルの実験作


エンドオブアスピレイション

ケムコから久々にリリースされたPSP用のRPG「エンドオブアスピレイション」をクリアしました。携帯・スマホアプリからの移植もの。こういうB級感あふれる古臭いRPGって好きなんですよね。ケムコのPSPソフトは幻想クロニクルで参入して以降1年以上出ておらず、もう撤退したものだと思っていたのですが、ここにきて突然出てきたので早速プレイしてみました。今さらPSP、今さらVita非対応、値段は予想より高い800円と、最初からやる気があるのか微妙なのが気になりましたが…。

なんというか全体的に中身の薄いゲームという印象でした。プレイ時間は寄り道しつつでも6時間程度。長ければいいというものでもありませんが、面白さが凝縮されているというわけでもなく、非常にアッサリ終わってしまいました。ストーリーも登場人物がやたら少ない上に掘り下げも浅く、世界観の説明もロクにされないのでイマイチでした。難易度が極端に低く、ザコ敵から受けるダメージが0なんてのはいつものことで、ただオートにして戦闘が終わるのを待つ局面が多すぎでした。

特技や魔法に相当する「スキル」を自由に付け替えできるシステムが入ってはいますが、習得できるスキル数を増やすのは追加課金ですし、そもそも無駄にスキル数が水増しされていて、特に面白さにはつながっていませんでした。敵の能力を調べるスキルだけで6種類ぐらいとか意味あるのか…。

なぜこのタイミングで、この微妙なゲームをPSPで発売したのか、正直よく分かりません。同じWorldWideSoftware作品なら、シンフォニーオブエタニティとかのほうが余程面白かったですし。WWS作品で初めて追加課金に対応したゲームだった…って程度なんでしょうか。携帯での暇つぶしには丁度いいのかもしれませんけど、PSP向けの作りじゃないですね。800円にしては期待はずれでした。ケムコにはまだまだたくさんゲームがありますから、次に期待しましょう。


デスティニーサーガ

AndroidアプリのRPG「デスティニーサーガ」をクリアしました。これもゴールデンウィークのセールで250円で買ったものなのですが、ずいぶんとクリアまでに時間がかかってしまいました。内容としてはヌルーい普通のRPGという感じです。サガシリーズみたいに戦闘後にパラメータが上昇するシステムやら、FF9みたいに装備からスキルを引き出すシステムが入ってたりはしますが、見た目が楽しいぐらいであまり意味はなかったような。配信元が違うけど同じWorldWideSoftwareが制作した「シンフォニーオブエタニティ」とあちこち共通点がありました。元は同じエンジンのゲームだったのかな。

このゲームに興味を持ったのは、いわゆるガラケーの頃、SFC時代の某FFを思わせる戦闘画面のスクショを載せて「あのスタッフが作った!?」みたいな宣伝文句で売っていたのが胡散臭くて印象的だったからだとか。あのスタッフってなによ!? スマホへの移植で画面構成が変わって某FFっぽさはだいぶ抜けたものの、タイトル画面や戦闘のBGMのイントロなんかが不必要に某FFを意識しているような…考えすぎでしょうかね。タイトルのサーガも成長システムを連想させているのか…?

このゲーム、意外に好評だったのか、ガラケーではシリーズ化されて既に3作目まで出ているようです。2作目のタイトルが「デスティニーファンタジア」…って今度はテイ○ズなのか!? 3作目は「デスティニーレジェンズ」…某FFレジェンズを意識したのかどうかは知りません。一昔前のアプリはこういう怪しいのがゴロゴロしていて見てる分にはある意味楽しかったですね。別のサイトには「モンスター狩2nd」なんつーもんもあったなぁ…。

こんな具合で胡散臭さは全開ですが、中身は凡庸ではあるものの、アプリとしては必要な要素も抑えていて普通には遊べました。8方向の仮想パッドは使いにくいものが多い中、このゲームでは上下左右を大きくとり、斜めは小さめという形で遊びやすくなっているなど、見るべきところもありました。プレイしていると端末自体が重くなってきて、再起動を余儀なくされるのは、うちのショボいREGZA Phoneのせいなのかソフトのせいなのかハッキリしません。他のゲームでこんなことあったかな。


シンフォニーオブエタニティ

先日マジカルファンタジスタをプレイして思い出した、1年以上前に購入してほぼ放置状態だったAndroidのシンフォニーオブエタニティというRPG。せっかくだからプレイを再開してクリアしました。プレイ時間約15時間。携帯アプリで出ていたものの移植版ですね。購入当時はまだAndroidが普及し始めた頃で、国産RPGのアプリがあまり無かった時代でした。

内容は携帯アプリらしくスタンダードなRPGでした。ちょっとした行動順表示がついてたり、スキルの習得やポイントの割り振りでキャラをカスタマイズするシステムがあったりと基本に忠実です。バランスは序盤はちょっと厳しいものの、中盤以降は戦力が充実してややヌルいぐらいの難易度でした。総じて悪くないぐらいの出来でした。

問題は、スマホでのRPGの基本が確立されていなかったのか、基本的に遊びづらい感じでした。移動中のグラフィックは携帯アプリのものをそのままもってきたようで、1マスが妙に小さくて見づらいし、すごくこぢんまりとして見えてしまいます。操作形態も8方向の仮想パッドはやたら使いづらいものでした。タップした場所の方向へ直接向かう方式もあるのが救いでしたが、それも使いやすいとはとても言いがたいものでした。今の時代ならもっと遊びやすいインターフェースになってるんでしょうけどね。

操作性以外は無難なアプリのRPGでした。ちなみにこのソフト、ドコモ独自のドコモマーケットでダウンロードしたのですが、あのシステムだと再ダウンロード期間が設けられています。落としたのが1年以上前だったとは言え、すでにアップデートすら適用できないのはちょっと不便な感じがします。たまたま失敗しただけなんでしょうかね。可能な限りplayストアから買ったほうがいいのでしょうか。分かりにくい。