ファイナルファンタジーと私 後編

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今までにプレイしたシリーズ作品について長々と語るシリーズ語り、あまりにも長くなったので2回に分けたファイナルファンタジーシリーズの後編です。前編はこちら。今回は割と最近プレイしたものが中心です。

DS本体を購入して、これを生かせそうなソフトということでDS版FF3に手を出してみました。オリジナル版はほんの少しだけしかやったことがなく、それまでリメイクもされていなかったので丁度いいだろうということで。良くも悪くも不親切な昔ながらのRPGでしたが、かなり遊びやすくなってはいました。噂どおりラストダンジョンは相当な手ごたえでした…。

お次はPSP本体を購入したところ、弟がPSP版FF2を買ってきたのでそれもプレイしました。PSP以降のリメイクはツクールっぽいと言われる高解像度のグラフィックですが、やっていればすぐ慣れるものです。本編はバランスが変わって中途半端な印象でしたが、GBAで追加された新ダンジョンがFF2の育成の楽しみを凝縮していて結構面白かったです。

流れでPSP版FF1もやりました。何となく暗くて重いゲームというイメージを持っていたのですが、グラフィックや音楽が随分と明るいイメージになっていて、さらにゲームバランスも軽めになっており非常に遊びやすい印象でした。その分難所や高価なアイテムのインパクトがなくなっていた気もしましたが。GBA版の追加要素はそこそこでしたが、PSP版の追加要素はキツすぎですね。

値段が安くなっていたのでファイナルファンタジータクティクスA2もやってみました。短いクエストが大量に入っている形で、ゆるくちまちまと楽しむのに最適でした。難易度やストーリーは軽めで携帯機向けの作り。前作で物議を醸したロウというシステムも、今作では縛りというよりチャレンジになっていていいアクセントでした。そのうちアドバンス版もやってみたいです。

そしてこれまた値段が安くなっていたディシディアファイナルファンタジーをプレイ。発売当初から気になってはいたのですが、微妙にタイミングを逃してたんですよね。これでもかとばかりに盛り込まれた旧作ネタや、ムービーっぽい戦闘が実際にできる独特のアクションは良くできていたと思います。ただアクションが下手な私にはちょっと難しすぎたかな…。

Wiiが入ったのと、FF13を前にFFの機運が高まっていたので、Wiiウェア版のFF4アフターイヤーズをプレイ。ストーリーについては後付けならこんなものだよなーってレベルでしたが、それよりも懐かしいFF4っぽいシステムで新作を遊べたのが楽しかったです。シンプルなのもいいものです。とりあえずスロウ。

発売直前にPS3本体を買ってタイミングが良かったので、ファイナルファンタジー13は当然のごとく購入しました。一本道とかコクーンのファルシがどうこうとか言われてますけど、実際にプレイするとまた印象が違うものです。下手なアクションゲームよりも忙しい戦闘の面白さや後半の開放感はなかなかのものでした。万人受けする作品じゃないのは確か。

たまたま借りる機会があったので、FFCCクリスタルベアラーもプレイしてみました。FFCCシリーズをやったことがなかったので、世界観については特に違和感はありませんでしたが、引力を扱う独特すぎるアクションにはなかなか馴染めなかったです。ミニゲームもあまり好きじゃないのでちょっと趣味じゃなかったですね。ムービーゲーという言葉の意味を変えるようなチャレンジ精神はよかったんですけどね。

4アフターのサントラや攻略本もつくということで、PSP版FF4コンプリートコレクションはスクエニ公式通販の限定版を買ってみました。もちろんFF4、インターリュード、アフター全てをプレイ。FF4アドバンスの要素も含めた全部入りで外伝も収録されており、現時点では決定版にふさわしいタイトルでした。インターリュードはアフターの外伝ってところでしょうか。アフターのサントラって今でもこの限定版についてたやつだけなのかな。

FFの音ゲーということでシアトリズムファイナルファンタジーは迷わず発売日に購入しました。音ゲーが好きなFFファンで当時の3DSユーザーとか自分ぐらいしかいないんじゃないかと思ってましたが、案外そんなこともなかったんですね。懐かしい曲に合わせて叩くだけでも楽しいですし、難しすぎない難易度が絶妙でした。

シアトリズムでFF熱が高まったのと、値段が下がってきたのもあってファイナルファンタジー13-2を試してみました。FF13のシステムを遊びやすく改良してあり、戦闘や探索は結構楽しめました。使いまわしも割と上手く出来ていて手抜きっぽさは感じませんでした。ストーリーやDLCはちょっと実験作っぽいですね。

このあたりでシアトリズムの続編が出る、しかも外伝の曲も入るということで予習に入ります。まずはクライシスコアFF7をプレイしました。気になっていたもののタイミングを逃してたんですよね。マテリア等FF7らしさを残しつつも、スクエニらしいあれこれできるアクションRPGに仕上がっていて手軽に遊ぶのに丁度良かったです。ストーリーも後付けにしてはなかなか良くできていたんじゃないかと。

その後ブルーレイ版のFF7アドベントチルドレンもチェック。出た当時はなかなか衝撃的なグラフィックだったんでしょうね。今となってはこんなもんかーという感想になりますが、それでも十分見られるレベルでした。内容についてはまぁ心の中でツッコミを入れながらド派手な戦闘シーンとCGを楽しむのが吉か。

発売日に購入したものの、ちょうどその頃やっていたドラクエ10・PSO2・モンハン4という重量級に阻まれて遊べていなかったライトニングリターンズFF13もシアトリズム前に慌ててクリアしました。見た目はFF13っぽいものの、中身は今時のゲームとは程遠いプレイヤーを軽く突き放したゲームらしいゲームでした。システムを理解してきた中盤の忙しさがツボでしたね。もうちょっと取っ付きやすくして、バランスが良ければ傑作になれたのになぁ。ストーリーに関しては13・13-2の続編ということで、もはや気にするほうがアレかと。

こうして予習も3本こなし、満を持してシアトリズムFFカーテンコールを迎えました。前作を結構遊んだのでマンネリ化するんじゃないかという不安もあったのですが、221曲収録という圧倒的ボリュームによってそんな不安は見事に吹き飛ばしてくれました。外伝の曲も多数入っている上に、DLCでサガなどのスクエニ作品までもカバーする、何でもありなまさに決定版でした。

せっかくなのでスマホのFFにもいくつか手を出してみました。まずはFFレジェンズ光と闇の戦士から。FF4アフターの後継作のような位置づけでしょうか。FF5に近いジョブ・アビリティシステムと、ガラケー時代に1年にわたって配信された大ボリュームで、想像以上に遊び応えのあるタイトルでした。ガラケーのスペックで時間をかけて配信されただけあって、その辺の事情を感じさせる部分もチラホラ。

タイピングRPGというのが気になってFFワールドワイドワーズというのもやってみました。戦闘がフリック入力のタイピングで行われるパズドラみたいなゲームです。グラフィックはシアトリズムの流用、ストーリーやオンライン要素もないなど恐ろしく地味なゲームですね。FF史上最も目立たないゲームじゃなかろうか…。フリック入力の練習にはかなりいいですし、基本無料ゲーにありがちな煽られているような窮屈さもないのでまったり遊ぶには丁度いいです。

最近はFFレジェンズ時空ノ水晶をちょくちょくプレイしています。こっちは戦闘がMPつきのコマンドバトルになっているパズドラみたいなゲームですね。スマホ向けに最適化された戦闘はなかなか快適ですし、ストーリーもちゃんとついています。今のところストーリーは最初のほうしか配信されておらず、あとは上級者向けのやりこみ要素がある程度。まだまだ始まったばかりなので今後どうなっていくかですね。

積みゲー崩しの一環でゲームキューブのFFクリスタルクロニクルもやってみました。ソロだと味気ないという話は聞いていましたが、思っていたよりはソロでも遊べますね。発売当時ならともかく、狩りゲーやオンゲーに慣れた今だからこそ楽しめたのかもしれません。多人数プレイならもっと楽しいんだろうなぁと思わせる部分はあちこちにありました。ソロでもGBAがほぼ必須なのが面倒ですね。

やっと完走した…。我ながらFFの名前に踊らされっぱなしですね。今後も賛否両論を巻き起こしながら色んな方向に突き進んでいくFFシリーズの展開を楽しみにしたいです。これでもプレイしていないタイトルはまだまだ多いですし、新作を適度に追いつつ少しずつ旧作も遊んでいきたいです。