Vita用リズムゲーム「HIDEBOH タップダンスHERO(公式サイト)」の感想など。タイトルにもなっているタップダンサーのHIDEBOH氏が監修したゲームで、タッチ操作によって指先でタップダンスを疑似体験できるというコンセプトだそうです。ちなみに右上がキャラクター化されたHIDEBOH氏…似てない…。この手の音ゲーは下手ながらも結構好きで、PS+のフリープレイに入っていたので試しにプレイしてみました。
「PS+」一覧
PS+でアーク
たまにはアークの話題でも。PS3やVitaで使える月額サービスの「PlayStation Plus」で、加入中にゲームが遊び放題になる「フリープレイ」のラインナップにアーカイブス版アーク1、2、3が入りました。通常は各600円するものですが、月額500円でなんと遊び放題! ……そんなにお得な感じはしませんね。3本を1ヶ月以内に遊びきれる余裕があり、クリアしたゲームを振り返ることはないって人ならお得かもしれません。……どんな人だよ。アーカイブスだけでも100本以上はあるから、旧作のお試しには便利だと思います。
なんにせよ遊び方の選択肢が多少なりとも増えることを喜ぶべきでしょう。PS+は時々無料キャンペーンをやっていたりしますし、PS4はオンラインでのマルチプレイにPS+への加入が必須になるという話ですし、手軽に触れられるようになるのはいいことじゃないでしょうか。現在、アーカイブスのフリープレイは配信期間が1年間と決まっているみたいですが、今のルールだと一度でも加入してダウンロードしておけば、配信期間終了後に再加入しても遊べることになっています。機会はなかなか無さそうですが、もしあったらぜひお試しを。
Vitaの数独制覇!
前回では諦め気味だったVitaの数独ですが、せっかくだからシャッフル15問連続クリアのトロフィーでも狙ってみようかと再開しました。全50問からランダムで選ばれるので、未クリアの3問が選ばれないことを祈りつつ。いつの間にやら腕が上がっていて初級ぐらいの問題ならかなりサクサク解けるようになっていました。
しかしやっぱりある程度進んだところで、未クリアの高難度問題に遭遇してしまいました。最初のトライでは序盤だったので諦めてしまったのですが、連続で解いた数も結構なものだったので必死にじっくりと挑んだところ、いくつかの解き方が見えてきて何とか突破し15連続を達成。それを応用する形で全問クリアも達成できました。数独は完全な初心者から始めたものだから、妙な達成感があります。この感覚こそゲームの醍醐味なんだなーと再認識した次第です。これは流行るわけだ。
これで心置きなく次のゲームに移行できるわけなのですが、PS+のフリープレイは本数が多すぎてとても遊びきれません。そもそもゴッドオブウォーの続きをやろうと思っていたのに全然進んでないし。PS+はあと数日で切れますが、また機会をみて入るしかないですね。
ニコリのパズルV
紹介が遅くなってしまいました。PS+のフリープレイに入っていた「ニコリのパズルV 数独」ですが、意外とハマっちゃって24時間プレイのトロフィーまで取得しちゃいました。数独は全くの素人というところから始めて、今のところ全50問中47問までクリアしました。残りは私には難しすぎて今の実力ではちと厳しいです。今まで数独にはほとんど興味はなかったのですが、やってみるとなかなか面白いものです。詰まったと思っていた問題が、理詰めで見つけ出した一つの数字から雪崩式にクリアに到達できたときが非常に気持ちいいですね。
元々500円のソフトだけあって、システムは非常にシンプルです。アシスト機能といったら、せいぜい数字をメモする基本機能ぐらい。世の中には10000問なんてソフトがある中で問題数も50問。一応楽しい問題ということですが、初心者の私にはその違いは分かりません。タッチ操作はヘルプ画面にしか使えません。音楽はやけにピコピコしたのがタイトル、メニュー、メイン画面の3曲だけ。これは飽きたらVitaの基本機能のミュージックアプリで好きな曲をかけながら遊ぶという手もありますが。ちなみに、同じシリーズの「ニコリのパズルV カックロ」でも曲を含めてほぼ同じ仕様でした。背景色とカーソルの挙動が違うぐらいでしょうか。
アンロックの仕組みやトロフィーの取得条件みたいな細かい不満点もあることはあります。それもフリープレイですし元々500円ということで、値段を考えれば純粋にパズルを楽しむのに十分な機能が揃っていて問題はありません。今まで馴染みのなかった数独の魅力に触れることができました。PS+の残り期間は少ないですが、カックロもちょっとやってみます。
善人シボウデス
PS+フリープレイのVita版「極限脱出ADV 善人シボウデス」クリアしました。密室に閉じ込められて理不尽なゲームに参加させられるという、王道のサスペンスものと脱出ゲームを組み合わせたノベルゲーという感じのゲームです。プレイ時間は30時間程度とそこそこのボリュームがありますし、脱出パートでヒントの出るEASYモードやフローチャートなどのシステムによって遊びやすいゲームでした。ネタバレになるので詳しい説明は避けますが、システムを生かした複雑なストーリーや程よい難易度の脱出ゲームなどで予想以上に楽しめました。よくこんな複雑なもの考えたなーというのが正直な感想です。500円のフリープレイでこれだけ本格的な作品をプレイできたということでは大満足です。
トロステの紹介を過去に見た程度でほとんど先入観の無い状態から始めたのですが、ストーリーは思っていたのとはだいぶ違いました。それはそれで楽しめましたが、終わり方に釈然としない部分が少々。DSで出ている「極限脱出 9人9時間9の扉」というゲームの続編にあたり、そのネタバレが豪快に出てくるので気にする人は要注意。あと、囚人のジレンマなどテーマになっているものが多く、その説明がちょっと冗長な感じはしました。
3DS版も出ているので、せっかくだからその体験版もプレイしてみました。画面の解像度やメモ画面の広さ、スティックの操作感覚はVita版のほうが上でしょうか。3DS版は2画面を使ってヒントを見ながらパズルが解けるのと、一応立体視に対応しているのが強みでしょう。全体的にもっさりとした操作感覚は両機種に共通でしたし、さほど違いはなさそうです。
フリープレイでもなければプレイする機会がなかったであろうゲームですが、やってみたらなかなか楽しめました。せっかくだから前作もプレイしたいとは思うのですが、派手にネタバレを喰らってしまったので楽しめるのかどうかが心配なところです。月500円で遊べるフリープレイでの提供期間は7月まであるので、興味のある方はぜひ。
それにしても、30時間少々でプラチナトロフィーってのは良くも悪くも凄いな。これってどうなんだろう。