記事にするのが遅れてしまいましたが、先日PS Vitaの体験会に行ってきました。カッコいい機体でしたよ。長いから記事畳んでおきます。
会場は駅前広場に用意されたビニールハウスのようなテントのような場所。良くも悪くも外からゲームのイベントをやっていることが分かるようなデザイ ンになっていました。普通の人からどう見えていたかは不明。当日はちょうど雨だったからあまり気にはなりませんでしたが、当然日光も入るわけで、角度と場 面によっては画面に自分の顔が…。
会場内は11タイトル×試遊機3台の計33台が並んでいて、受付でタイトルを言って申し込んで、空いたら プレイできるというスタイル。リッジレーサーあたりの人気タイトルは待ち時間が長そうな感じでしたね。行った時にガラガラだったのはかまいたちの夜。まぁ 体験会でわざわざ体験するタイプのゲームではないですからね…。体験時間はタイトルによって10~15分ぐらいで、ストップウォッチでチェックされてまし た。
本体は実際に持ってみると、PSPのイメージよりも大きくて薄い感じでした。表面がツルツルの1枚の板みたいでカッコいい。ボタンは ちょっと小さめかな。スティックは小さいですが違和感なく操作できましたし、ボタンと画面が近いからかフリック操作なんかも割と自然にできました。 STARTとSELECTはちょっと慣れが必要になりそうです。画面はPSPと比べると段違いに高精細で、外の光が入る悪条件の中でも結構綺麗に見えまし た。
ソフトは一番Vitaっぽさを感じる「GRAVITY DAZE」、旧作との比較がしやすい「アルティメットマーブルvsカプコン3」、妙な存在感のある「地獄の軍団」と、あと空いていた「忍道2」をやってみました。
GRAVITY DAZEは重力を操るアクションゲーム。体験版をやった限りでは、某ベアラーみたいに物を動かすのではなく、自分の重力を操作して縦横無尽に駆け巡るアク ションでした。独特ながらも操作は分かりやすいですし、体験版自体のチュートリアルとしての出来も良くて10分少々に上手くまとまっています。ジャイロで の視点変更にも対応していますが、これは慣れが必要かな。今回やった中ではこれが一番でした。
アルティメットマーブルvsカプコン3は、 PS3のマブカプ3をそのまま小さい画面でプレイしているかのような感触でした。ゲームスタート時のロードはちょっと長かったですが、その後は快適。 Vita移植で劣化しているという感じも全然なくいい感じでした。体験版ではCOM戦2試合がプレイできて、選べるキャラはかなり多かったです。ナルホド 君がいなかったのはちと残念。時間内に2周プレイできました。
地獄の軍団はたくさんの手下を引き連れて敵を倒していくアクション?ゲーム。 ヘッドホンから低音のバリバリ効いた激しいBGMが印象的。Vitaは音もすごいってことか…? ルールがよく分からなくてボコられましたけど、チマチマ やるのが好きな人には良さそう。ゲーム画面を見ながら案内役のお姉さんが色々説明してくれていたのですが、激しいBGMのおかげで全然聞こえなかったり、 そのお姉さんからムービーが長いから飛ばすことを勧められたりと、ちょっとツッコミどころの多い体験版でした。
忍道は隠れてミッションを達 成するアクション…だと思います。開始前にお姉さんから、操作が複雑だからちゃんとチュートリアルするようにと言われて不安がよぎります。チュートリアル は途中から指示をされてもどうすればいいのか分からない状態になり、迷いに迷って最後は山勘で突破できたみたいですが、それでタイムオーバーでした。何の ゲームなのかすら分かりませんでした。これは完全に経験者向けですね…。
ゲーム初心者お断りみたいなタイトルが結構並んでいて、ライト層がかえって逃げ出してしまうんじゃないかと心配にもなりました…。
ハー ドの機能とか形状とかをもうちょっと見ておきたかったのですが、お姉さんが真横で見てたりするもんだから、なかなかそういう雰囲気ではありませんでした。 PSボタン的なものは機能しているみたいだったので、割とお姉さんが放置状態だったゲームを狙ってみてもよかったかもしれませんね。
ちょっと触っただけでしたが、PSPが正統進化を遂げたような良さそうなハードでした。イースの新作も出ることだし、Vitaはとりあえず買う予定です。本体を予約したはいいものの、本体の発売日に欲しいソフトがないのが難点です。