PS3を修理に出した

壊れた

「ピッ」

「ピピピッ」

となって電源が落ちるようになってしまった我が家のPS3。うちで使っている型番CECH-2000の修理受付が3月末で終了するということで修理に出してみました。PS4の時代が来たとはいえまだまだPS3の無いゲームライフは考えられませんし、あと5年は戦ってもらいたいので。

最初はドラゴンズドグマオンラインでしか出ない症状でした。しかもファイルシステムの修復をすれば普通に使えていたので甘く見てたんですよね。PS4も買っちゃいましたし。それがいつの間にやら普通に電源を入れることすらままならなくなり、せっかく買ったテイルズオブゼスティリアも遊べません。これは明らかにまずいだろうと。

修理

公式サイトの故障診断をやってみると見事にメイン基板故障にヒット。修理代が一番高いやつです。正直12,960円という値段は、メンテナンスには高く感じられます。それでも新型を買うよりはまだ安いですし、デザインが新型より好きだし愛着もあります。というわけで買い換えよりも修理を選びました。

ネットで申し込んだら買ったときの箱に詰めて着払いで送るだけ。到着確認メール→見積もりメール→発送メールと状況の通知もしっかりしていました。発送から到着まで約1週間。特にトラブルはありませんでした。今のところピピピが再発することもなく、サービスとしては問題なかったです。

ちなみに外装のクリーニングとかそういうのはありませんでした。中はどうなってるのか分かりませんが、そこら辺は期待するようなもんじゃないですね。コッソリ何かが交換されてたりするんでしょうかね。

注意点

修理の前後で厄介だったのがデータのバックアップです。メイン基板の交換では、修理前と修理後では別のPS3本体という扱いになってしまいます。つまりバックアップしたデータを復元しても、一部のデータは戻って来ないという…。それと、本体の認証解除を忘れると面倒くさいことになります。

コピー可能なPS3とPSPのセーブデータは復元できますが、コピー禁止のものは無理でした。ゲームデータやソフトは全滅です。もちろん再ダウンロードは可能で、plusのオンラインストレージで多少はカバーできるものの、とにかく面倒くさいですね。ディスク版ソフトのインストールも全部やり直しです。

最大の盲点は、なぜかPS1とPS2の仮想メモリーカードを復元できない点。バックアップが取りにくいデザインになっていることもあり、完全に抜け落ちていました。大事なデータは古いバックアップ、PSP、Vita、現物のメモリーカードなどから戻せましたが、最近のセーブデータが失われてしまいました。せっかくクリアしたTHEスナイパーのデータが…無念。

しっかし仮想メモリーカードのバックアップが取りにくいのはどうにかならないんですかね。USBメモリーを使ってもデータを1つずつコピーしなきゃいけない時点で酷いです。さらに1枚の巨大なメモリーカード扱いになり、同名のセーブデータを共存させることができないって。PS1時代のデータをそのまま使えるだけありがたいと思わなきゃいけないんでしょうけど。後発なのにそれができないPS2アーカイブスはちょっとダサい。

メイン基板が故障した場合、データを完全に引き継ぎたければ本体を買い換えてデータを引っ越したほうがよさそうです。元の本体が動く間は、ですが。メイン基板が故障することなど全く想定されていない設計なんでしょうね。そもそも昔のデータに執着すること自体が想定外なのかも…。

まとめ

ちょっと高くつきましたが、PS3が再び使えるようになったので安心はしています。plusのフリープレイや、気になるけど遊んでいないタイトルは山ほどありますからね。ほぼ無限にセーブデータを作れるPS1としての価値もありますし。あとはこのPS3が壊れるまでに、クラウドゲームや互換機がもっと発展してることを願うばかりですね。