雑記一覧

Vita1.80

先日のVitaのアップデートでアークをはじめとするアーカイブスに対応したほか、ボタンでの操作ができるようになり、その他色々な修正がされました。ボタン操作ができるようになっても、タッチでの操作が体に染み付いていてついタッチしてしまいます。ブラウザを背面フリックでスクロールできるのはちょっと不思議な体験です。PSPソフトプレイ時に、タッチスクリーンの四隅をボタンに割り当てられるのは地味に便利です。今時のゲーム機はアップデートのワクワク感という楽しみがあるのがいいですね。とは言っても、PSPの後継機種への期待度から見ると、まだまだ最低限の機能が揃ってきた段階でしょう。今後の進化が楽しみです。

なかなか普及しないVitaですけど、グラフィックとかポテンシャルはかなり高いとは思うんですよね。数年前にPSPを買ったときはあまりにも美しい画面に驚きましたが、Vitaに慣れて久々にPSPをプレイすると「…え?」となってしまったのは衝撃的な体験でした。正直おもちゃみたいな感じでした。この感覚は一見の価値ありです。

とは言え、まだまだ使いにくい、分かりにくい箇所は多いですし、今後のソフトラインナップもかなり心配ではあります。実際イースの後の購入予定ソフトはないですし。秋以降何に使うんだ。現状では普及が進む要素はほとんど無いよなぁ…。


冒険酒場ポータブル

現在夏休みセールとかで半額の300円になってるPSP用「不思議の国の冒険酒場ポータブル」。携帯アプリからの移植で前から興味はあったのですが、値下げを機に買ってみました。安いし22MBとメモステにも優しいですね。初代アトリエの人がシナリオを書いてるとかいうアトリエっぽいRPGです。採取したり敵を倒したりして素材を集め、料理を作って酒場を経営していくという流れのゲーム。採取パートが普通のRPGみたいなダンジョンになっているのが特徴。まだクリアはしていませんが、セール期間が終わる前にご紹介。22日まで!

さすがに元が携帯アプリの低価格ソフトってこともあり、全体的にものすごいチープさが漂っています。個人的には嫌いじゃないですが。グラフィックは想像よりもさらにシンプルな出来で、インタフェースは洗練されているとは言いがたいです。もちろん本家のアトリエなんかと比べればイベントの密度も低く、作業感は否めません。それでもシンプルに素材を集めて新しいアイテムを作るという作業自体はなかなか楽しいですし、プレイ時間はそれなりに長く遊べそうです。何より複雑なシステムによる縛りが全然なく、純粋にチマチマ作業できるってのは今時貴重な存在かもしれません。テンポもまずまず良好です。

見た目は値段相応のものですが、値段以上には遊べるゲームでしょう。いくらなんでもPSPソフト300円は安い。通常の600円でも文句はありません。ちなみに同じく300円でセールをしているアーカイブスのサモンナイト1も買ってみました。冒険酒場が終わったらプレイしてみるつもりです。


那由多クリア

那由多の軌跡クリアしました。一応2周プレイ。最初の印象どおり、ファルコムらしい堅実なアクションRPGでした。軌跡シリーズのファン向けにということでか難易度はかなり控えめでしたが、イース並にキビキビとしたアクションは爽快感がありますし、PSPで出ている他作品よりもボタンの配置などはかなり洗練されてました。サブイベントやストーリーもそこそこボリュームがあり、一通りの要素に手をつければ1周20時間以上は軽く遊べます。最近のファルコム作品の集大成みたいな出来で、新作アクションRPGとしてはなかなか楽しめました。

ただ、「軌跡」というシリーズ名をつけてしまったのはいかがなものかというか、最近のシリーズファンからすると騙された印象もあるでしょうね。軌跡シリーズというと、零以降は特にどんどん刺激的なストーリーへと向かっていますが、那由多はかなり王道に近い部類に入ります。今までの軌跡シリーズは全部話がつながっているのに、那由多は(今のところ)シリーズの世界観との関連も見られません。むしろ食べ物で経験値を稼げるシステムや、2人1組のパーティはツヴァイを思わせるものです。堅実で確実に面白いものの、驚きが全くないシステムなんてのはある意味軌跡らしいか。このあたりもファルコムらしいですね。


P4Uと那由多購入

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PS3ソフト「ペルソナ4 ジ・アルティメット」と、PSPソフト「那由多の軌跡」を購入しました。那由多はあえてVitaでDL版を試してみることに。最近PCの「ファンタシースターオンライン2」を始めたこともあって、どれからプレイするかもうグチャグチャです。今のところ、じっくり遊ぶときは据置のP4U、サクッと遊びたいときは那由多、フレンドのいそうな時はPSO2と分けていますが難しいです。

P4Uは久々の格ゲー、しかもアークシステムワークスの格ゲーは1度も触れたことがなかったのでなかなか大変です。基本操作やコマンドは割と簡単に設定されているものの、展開が速くてシステムが多いものだから、何がどうなってるのかサッパリです。とはいえ、ストーリーモードや初期難易度のアーケードモードは易しめに設定されているから適当でもそれなりには楽しめそうですね。ある意味売りのストーリーモードは、確かにテキスト量はかなり多そうです。オンラインにはまだ繋いでいませんが、練習に使えるモードも多くて1人でも結構いけそうです。

那由多は堅実というか無難というか、実に昔ながらのアクションRPGという感じです。イースvs軌跡のような、ツヴァイのような…。新ジャンル「ストーリーARPG」なんて宣伝をしていますが、ストーリーも今のところは割とオーソドックスな印象です。まだ序盤だし後半になると違うのかな。クエスト等やることは色々とあるので、7より前のイースみたいにボリューム不足とは言われないでしょう。難易度はノーマルだとイースよりも易しいです。地味だけどこの手のアクションRPGが好きな人には悪くないでしょう。

ちなみにVitaで初めてDL版のPSPソフトを本格的にプレイしているわけですが、ロードが速いのと「うぃーーんしゃーーーしゃーー」ってUMDのアクセス音がないのは結構快適です。もともとファルコムのゲームはUMDでインストールなしでもロードは速いほうですが、これはロード時間が全く気にならないレベルです。さすがにVitaソフトと比べるとグラフィックはショボいですが、ちょっとプレイしてればすぐに慣れました。キングダムハーツbbsみたいに表示カラーを綺麗にできるオプションがあればいいのに。


P4G終了

「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」の2周目をクリアしました。トロフィーやら番組表やら一通り回収したのでここらで一段落です。女神転生の流れをくむゲームでまともにプレイしたのはライドウの2作目ぐらいのもので、肌に合わなくても仕方ないぐらいの気持ちで買ったのですが、これがまあ想像以上にハマりました。まる1ヶ月以上ほとんどこればっかりプレイしていたことになるのか…。特に1周目はネタバレを避けるために物凄い勢いでプレイしましたね。

ペルソナシリーズなど女神転生系列のゲームをほとんどプレイしたことがなかったので、このシリーズの基本も知らず、他のゲームの常識が通用しないことが多く、かなり新鮮な気持ちでプレイできたというのは大きかったでしょう。長いことRPGばかりやっているもので、ストーリーもシステムも大体は「あのパターンね…」となってしまう中、こんな感覚は久しぶりでした。

決して広くはない町でカレンダーに沿って高校生活を送りつつ、自動生成のダンジョンを攻略していくという割と地味な内容のゲームですが、制限時間内にやらなくてはいけない事とできる事のボリュームが物凄くあって飽きがきませんでした。各種デザインや音楽が他のゲームでは見ないようなポップな感じに仕上げられていて、内容の割に地味さや暗さを感じることが少ないのも好印象でした。ゲームにも慣れていない上にSP回復手段の少ない序盤は、もう1フロア探索するか、1日費やしてでも再突入するかといった、スケジュールの厳しさが面白かったです。

遊びやすさもかなり追求されているようでテンポも良かったです。ロードもメッセージ送りもまずまず速いですし、独自のセーブ画面を用意してタッチ操作なしで遊べるのが快適でした。イベントの高速スキップやボイス再生機能のある簡単なバックログまで備えられています。合体時のスキル選択が自由にできたり、全滅しても難易度ノーマルならあまり巻き戻されないというのも、シリーズの伝統としてはヌルいのかもしれませんが、いい判断だったと思います。

もともとボリュームが多く評判の良いゲームに、追加要素てんこ盛りで大満足です。おかげでもうすぐ発売される格ゲーのペルソナ4Uも買う気満々になってしまいました。恐るべし。アニメ化されるぐらい日常パートが多いですし、色々と取捨選択を迫られるので、好き嫌いは分かれるゲームだとは思いますが…。