ファイナルファンタジーと私 前編

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ブログを一新したことですし、今までにプレイしたシリーズ作品について長々と語るシリーズ語りを再開しようと思います。今回は派生作品がやたら大量に出ているファイナルファンタジーシリーズです。FFシリーズはドラクエの次にハマったシリーズで、有名シリーズながらも毎回のように賛否両論の分かれそうなチャレンジを入れてくるところに今でも魅力を感じています。あまりにも長いので2回に分けます。写真も収めるのが大変だったぐらいで。今日は前編。後編はこちら

初めてプレイしたFFはファイナルファンタジー5でした。当時RPGはドラクエぐらいしか知らなかったのですが、FFも面白いらしいという話を聞いていて手を出しました。やってみると最初はドラクエの常識が通じずに困惑することもありました。ですが次第にジョブとアビリティを組み合わせる自由度の高いカスタマイズと迫力のあるグラフィックに魅せられ、一気にFFファンになりました。そんなわけで今でもFFシリーズの中では一番思い入れが強いタイトルです。今でも祭りゲーをやるときは大体バッツを選んでます。

FFファンになってまず手を出したのが、雰囲気の似ていたファイナルファンタジー4です。やや暗めの雰囲気と歯応えのある難易度、多彩なキャラなど5とはまた違った魅力がありましたね。今でこそ普通のRPGと言われてますが、主人公がLv10の暗黒騎士で戦闘はリアルタイムで進行するというのは当時としてはかなり個性的だったんでしょう。

FFシリーズにハマってきたところで、当然のごとく気になるのはファイナルファンタジーUSA ミスティッククエストです。なんとなーく怪しさも感じていたのですが、FF5っぽい雰囲気のパッケージの誘惑からは逃れられませんでした。これのどこがFFだよ!?という軽~いノリやシンプルなシステムには驚きましたが、ネタ要素込みの別物としては何となく楽しんでました。なぜか攻略記事を作ったりもしましたし結構好きなんだと思います。多分。

6の発売が待ちきれなくてFC版のファイナルファンタジー1・2にも手を出しました。セットになってる背の高いカートリッジのやつです。1のどこかダークな雰囲気、2の独特すぎる成長システムなど結構楽しんだのですが、結局当時はクリアできずじまいでした。終盤の難易度についていけなかったのか単に飽きたのか記憶が曖昧です。当時使っていたファミコンのボタンが効きにくくなってたのも大きかったのかな…。

ついに迎えたファイナルファンタジー6。機械が出てくるとかクリスタルが無いとかあれこれ不安要素はありましたが、当時としてはあまりにも美しいグラフィックにキャラの人数など、様々な要素に圧倒されました。惜しむらくは当時まだガキだったせいで、バグ技を平気で使ってプレイしてしまったことです。今思うと普通に遊んでいればもっと楽しめたんでしょうね。そういうのも込みでかなりハマりましたね。

当然ファイナルファンタジー7も購入。PS本体はこのために入手しました。グラフィックに関してはすでに64を体験していたため、PSで対抗するならこれだけ気合いで描き込まなきゃいけないんだろうなーぐらいに思っていましたが、従来のRPGからかなり進化したことは感じました。マテリアを使った育成や豊富なサブイベントをあれこれ模索していくのが楽しかったです。

流れでファイナルファンタジータクティクスもプレイしました。SRPGはあまり得意ではなかったのですが、FFの雰囲気に加えて独特の世界観に乗せられて結構ハマりました。それにしても慣れるまでは相当難易度が高く感じたなあ。いい意味で大雑把なバランスでしたね。赤チョコボ…。

この後しばらくFFからは離れていました。中堅どころのRPGに目覚めたとかサイト作成にハマっていたとか大体そんな理由です。久々にプレイしたのがWS版FF1とFF2でした。画面の見づらさに苦労しつつも、UIが現代風にかなり改良されて非常に遊びやすくなっており、やっとFF1・2をクリアすることができました。それでも結構ハードでしたね。偶然とは言え2の回避率の強さに気づいたのは大きかった。

サイトを開設した頃、これはやっとけって感じで薦められたのがファイナルファンタジー10。正直さほど興味はなかったのですが、完成度が高くスピーディーな戦闘は面白いものでした。一本道だからって適当に進んでいたら、レベル不足で物凄く敵が強いゲームだと思っていた時期もありました。ざっと流した程度しかプレイしていないので、いずれHD版でも再プレイしてみたいものです。

値段が安くなっていたのでWS版FF4もやりました。グラフィックもサウンドもオリジナルよりチープでしたが、スワンにハマっていた当時としてはスワンでFF4が遊べるという感動のほうが大きかったです。ピコピコ音にアレンジされたBGMはなかなか味があるものです。GBA版で騒がれた数々のバグもこの頃から一部あったんですよね…。マイナーすぎて話題にはなっていなかったようです。

このあたりでRPG好きとしてはFFのナンバリングぐらい抑えておかなければと思い立ち、ファイナルファンタジー8をプレイしました。小難しそうなゲームというイメージを持っていて期待度はあまり高くなく、その分のギャップもあってか思いのほかいけました。FF7をイメージしていると裏切られたと感じるのかもしれませんが、そういうものだと思っていればむしろ独特のシステムを読み解いていくのが楽しいです。

8と同時購入したファイナルファンタジー9も続けてプレイ。昔風FFということで期待はしていたのですが、テンポの悪さに耐えられませんでした。一応クリアはしましたが…。発売当時にプレイしていれば印象が違ったのかも知れません。雰囲気や音楽は最高なので、いつかロード時間や演出時間を改善して3DSあたりに移植してくれると嬉しいです。

値段が下がってきたファイナルファンタジー12にも手を出しました。当時はかなりボロクソに言われてましたが、スケールの大きいフィールドをその気になれば関係ないエリアにも好き放題行けるのが好きでした。戦闘を自動化できるガンビットシステムも便利で画期的でした。ちょっと時間がかかりすぎるのがキツかったかな。

ある日チャットでFF6の話をしたのがきっかけで急にプレイしたくなり、当時出たばかりだったFF6アドバンスを衝動買いしました。ボタンも解像度も足りないながらも、鍛えたパーティの実力を試せる追加要素なんかが楽しめました。ここがオリジナルのFF6に足りなかったんですよね。快適にプレイするためにゲームボーイプレイヤーとデジタルコントローラーを揃えたりもしました。

環境が整い、しかも安くなっていたのでFF5アドバンスも続けてプレイしました。あれが安かったとか今となっては驚きです。6もそうでしたがこれも地味にテンポが良くなっていて快適にプレイできました。追加要素は6ほどではなかったものの、元々大好きなゲームだったので十分満足でした。ちなみに4もやってみたかったのですが、バグ修正版が見つからず結局やらずに終わってしまいました。

あまりにも長くなったので今回はここまでです…。後編はまたそのうち。