PSNで今日から配信されているPSP用RPG「幻想クロニクル」を買ってみましたよ。お値段600円で容量は42MBとお手軽です。これも冒険酒場のように携帯アプリからスマホアプリを経て移植されたものです。携帯アプリで大量のB級RPGをリリースしているケムコのゲームで、個人的にこのB級感が好きなものだからたまに買っちゃうんですよね。低価格のDL専用RPGに妙なロマンを感じます。今となってはこういうドット絵でベタベタなRPGってコンシューマではなかなかありませんから。
ちなみにAndroid携帯で同じヒットポイント社のマシンナイトというのをプレイしたことがありますが、同じエンジンを使ってるようであちこち似てます。案外よく動くドット絵や、依頼・装備育成あたりのシステムは全く同じといってもいいぐらい。すごく大味なバランスなんかも似通ってます。画質がなんだかザラザラしてるのが最初ちょっと気になったかな。効果音がおそらく携帯時代と同じなのは残念です。メニューなんかも携帯時代のものを無理やり拡張したみたいで、とても使いやすいとは言えない代物ですね。あとはまあベタベタなRPGで普通に楽しめてます。
しかしケムコのPSP参入第一弾がなんでこの地味なタイトルなんでしょう…。携帯からの移植が珍しかった冒険酒場や、インパクトのある「俺に働けって言われても」あたりがちょっと話題になってましたが、このゲーム全く目立ってませんよね。ぶっちゃけオーラないし。Storeで十数件評価が入っててこっちが安心しちゃいましたよ。Androidだとまさかの基本無料で出ているマシンナイトはDL数が相当あった模様ですし、何らかのインパクトがあってもよかったんじゃないのかな。後発のiOS版が有料になったあたり、色々とアレだったのかもしれませんが…。ケムコはWiiウェアに参入しても最初の2作で終わっちゃったし、コンテンツ不足のVitaですらほとんど目立つことがなかったような。コンテンツの数は凄いものを持っているんだし、こういうB級ゲームたちがコンシューマ機で大活躍するのを見てみたいです。Android、それもうちのレグザフォンじゃゲームやるのきつくて。