最近はテレビで野球を見ながらみたいなちょっとした時間でスマホのRPGをやったりしてます。携帯アプリからの移植ものが増えてきて、コンシューマ機ではなかなか味わえないB級の雰囲気が手軽に遊べるようになってきました。物理ボタンに比べると操作はしづらいし、うちのレグザフォン(T-01C)じゃ電池やスペックがキツかったりはしますが。
ケムコの「マシンナイト(公式サイト)」はケムコのAndroidアプリにしては珍しい無料+ゲーム内アイテム課金というシステムで、ちょっと見てみるぐらいの気持ちでインストールしてみましたが、これが意外にもしっかりした作りでした。グラフィックや音楽が昔ながらの懐かしい雰囲気でアプリにしては高品質で、ゲームバランスやボリュームもそこそこでした。課金で強力なアイテムや追加ダンジョンを購入できる仕組みもありますが、無くても全然問題ないほどの本編の充実ぶり。むしろゲーム中には課金しろって空気も全然なく、逆に心配になるレベルでした。ストーリーや無駄に広いダンジョンはちょっと微妙ですが、無料でこれだけ楽しめれば十分満足できる出来でした。
menueの「トリニティ・クレスト」は通常630円のところが99円のセールをやっていたので買ってみました。スマホ向けにリニューアルされたグラフィックは静止画として見れば割と綺麗ですし、イベントグラフィックもあったりして頑張ってます。主人公や相棒のデザインもRPGではあまり見ない感じで独特です。ただ、ゲーム自体があまりにも単調でした。なんの工夫のしようもないシステムに、調整を放棄したんじゃないかというレベルのバランス、広すぎるダンジョンの高すぎるエンカウント率、それでいてエンディングまで5時間もかからないボリュームの無さ。これは通常価格で買ってたら怒ってたかもしれません…。
もしかすると私にとってのアプリの最大の魅力は、ネットでは情報があまり得られない未知の領域だということかもしれません。また気が向いたらなんか手を出してみます。