二ノ国廉価版

先日プレイしたばかりのPS3版二ノ国、早くも廉価版が発売されるそうです。買った値段は廉価版より少し高かった程度ですが、タイミング間違えましたね。ちょっと悔しいけどまあよくあることか…。早すぎ。

オールインワンエディションとかいう名前で、最初からDLC全部入り、難易度イージー追加、仲間イマージェン(モンスター)追加というのが売りみたいです。DLCはもともと全部無料配信されていたものですし、追加要素は既存ユーザーもアップデートで対応できるってのはちょっと良心的ですね。これを完全版商法と呼ぶのは無理でしょう。イージー追加は、ゲームの見た目の割にRPGが苦手な人にはちと厳しいバランスの箇所もあったので、これも悪くないかと。クリア後のレア収集も多少は楽になる…のかな。

目的地表示のオンオフ機能が画面写真でさりげなく追加されていましたが、実はこれが一番重要な変更点のような気がします。メインストーリーで「○○を探せ」と言われても、マップ上にその場所がお節介なほど親切に表示されていて、探索や謎解きの楽しみを全く味わえなかったもので。何も考えなくても矢印の通りに進むだけOK、でちょっとつまらないものでした。この機能は最初から欲しかったです。これからプレイする人がいれば、オフにすることをオススメします。

ゲーム自体は見た目の割にちょっと取っ付きにくいですが、慣れれば面白いので興味のある人はぜひ。早すぎる廉価版+ソーシャルの宣伝ってのはちょっと複雑なところですが…。


スマホでRPG

最近はテレビで野球を見ながらみたいなちょっとした時間でスマホのRPGをやったりしてます。携帯アプリからの移植ものが増えてきて、コンシューマ機ではなかなか味わえないB級の雰囲気が手軽に遊べるようになってきました。物理ボタンに比べると操作はしづらいし、うちのレグザフォン(T-01C)じゃ電池やスペックがキツかったりはしますが。

ケムコの「マシンナイト(公式サイト)」はケムコのAndroidアプリにしては珍しい無料+ゲーム内アイテム課金というシステムで、ちょっと見てみるぐらいの気持ちでインストールしてみましたが、これが意外にもしっかりした作りでした。グラフィックや音楽が昔ながらの懐かしい雰囲気でアプリにしては高品質で、ゲームバランスやボリュームもそこそこでした。課金で強力なアイテムや追加ダンジョンを購入できる仕組みもありますが、無くても全然問題ないほどの本編の充実ぶり。むしろゲーム中には課金しろって空気も全然なく、逆に心配になるレベルでした。ストーリーや無駄に広いダンジョンはちょっと微妙ですが、無料でこれだけ楽しめれば十分満足できる出来でした。

menueの「トリニティ・クレスト」は通常630円のところが99円のセールをやっていたので買ってみました。スマホ向けにリニューアルされたグラフィックは静止画として見れば割と綺麗ですし、イベントグラフィックもあったりして頑張ってます。主人公や相棒のデザインもRPGではあまり見ない感じで独特です。ただ、ゲーム自体があまりにも単調でした。なんの工夫のしようもないシステムに、調整を放棄したんじゃないかというレベルのバランス、広すぎるダンジョンの高すぎるエンカウント率、それでいてエンディングまで5時間もかからないボリュームの無さ。これは通常価格で買ってたら怒ってたかもしれません…。

もしかすると私にとってのアプリの最大の魅力は、ネットでは情報があまり得られない未知の領域だということかもしれません。また気が向いたらなんか手を出してみます。


スクエニヘッドホン

スクエニメンバースでポイント交換した耳かけタイプのヘッドホンが届きました。ホリ製で多分「ヘッドホンDSi ブラック」と同等のものでしょう。DSiのロゴのかわりに「SQUARE ENIX MEMBERS」という文字がデカデカと入っているので外では使いにくそうですね。このタイプの最近減ったような…気のせいでしょうか。

かけた感じは昔使っていたこのタイプのより私の耳の形には合っているみたいでした。音質については正直どうこう言えるような耳ではありませんが、若干安っぽいような感じがする程度で問題はなさそうです。まあポイントを使ったとはいえタダ同然ですし文句などありません。さっそくこれでシアトリズムをプレイしてみましたが、やっぱり本体のスピーカーよりは格段にリズムが取りやすいですね。いきなり今までできなかった譜面2つでフルチェインが取れたり。

それにしても最近のスクエニメンバースは、重くなったと思ったら機能削減のリニューアルがされたり、情報流出しただのしないだのと騒ぎになったりとどうもイマイチなんですよね。ポイント交換アイテムもまるで追加されないまま放置されて、ポイント失効直前になってこのヘッドホンがギリギリで追加されたようなぐらいで、あんまりやる気を感じられないんですよね。一方でSNS的な機能をやたら増やしてたり、有料アバターガチャにばかり力を入れていたり…。どこへ向かおうとしているのか。


二ノ国

PS3の「二ノ国 白き聖灰の女王(公式サイト)」をクリアしました。昔のイメージなのかもしれませんがレベルファイブの本格的なRPGは気になりますし、今回は評判も悪くないということで買ってみました。もうちょっと値段が下がるかと思っていたのですが、急に下がらなくなっちゃいましたし。

ジブリ風のアニメ調のグラフィックがドラクエ8の進化系みたいな雰囲気でなかなか良かったです。イベントのアニメとの違和感もかなり小さくなりました。フィールドもやたらと壮大な感じになっていて、昔っぽくも進化した今のゲームという感じで好きです。全部等身大になった広すぎるマップよりもリアルさは落ちますが、こっちのほうが遊びやすくていいですね。音楽も壮大だし、ストーリーは変に凝ってない分親しみやすいです。雰囲気を楽しむゲームとしてはいい出来でした。

一方でシステムは良くも悪くもレベルファイブっぽく、相変わらず手間のかかる合成や育成、単調なのに操作は忙しい戦闘などなどちょっとマニアックなものでした。戦闘も慣れれば結構楽しいのですが、もっと分かりやすくても良かったかと。インタフェースからして見辛いです。様々な要素を盛り込んだ全部入りRPGをある程度シンプルに抑えた結果なのかな。どこに進めばいいかというガイドは過剰すぎるほど親切なのに、戦闘は見た目よりかなりシビアなのがアンバランスに思えました。

不満も結構多かったのですが、結局プラチナトロフィーを取るぐらいは遊びました。サブクエスト等のボリュームも程々にあり、決してヌルくはないバランスでなかなか楽しめました。刺激は少なめのゲームですが、この穏やかな雰囲気とゴチャゴチャしたRPGが好きな人ならプレイしてみてもいいと思います。


ドラキュラHD

半月ぶりです。据置機のゲームに集中してるとブログやツイッターがおろそかになってしまいます。

このところ、最近配信開始になったPS3版の「悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair」をプレイしてます。主にPS1やDSで出たドラキュラシリーズのグラフィック等を流用して作られた感じのマルチプレイ対応の2Dアクションです。ドラキュラシリーズはDSのギャラリーオブラビリンスと、PSPのXクロニクルに入っていた月下の夜想曲をやったことがあり、マルチプレイやるには丁度いいかなということで。値段も1200円と手軽でしたし。

主に使ってるのはギャラリーオブラビリンスで愛着のあるジョナサンとシャーロット。フレンドとマルチプレイで難易度ノーマルのドラキュラを倒すところまではプレイしました。なんともレトロ風の雰囲気でオンラインというだけでも面白いですし、かなり歯応えのあるボス戦、収集・育成要素などなど、思っていたよりかなり楽しめています。思わず追加ステージも全部購入してしまいましたが、それでもプラス1000円ちょっとと十分納得できるお値段。これはいい買い物でした。

せっかくだからGBAやDSの探索型のドラキュラをもうちょっとやってみようと思って探してみたのですが、どれも入手が難しくなって値段が上がってるんですね…。あえて3Dのやつをやろうという気には今のところなりませんし、Xクロニクルはジャンプの操作感が全く馴染めなかった上にムズくて挫折しちゃいましたし。と言ってもしばらくはPS3版で遊べそうです。